本文抜粋
夜勤帰りだった。
深夜2時過ぎ。
住宅街の外れにある、
小さい公園の横を通って帰ってた。
古い公園で、
昼間は普通に人いるんだけど、
夜になると妙に暗い。
街灯がひとつしかない。
前から、
なんか薄気味悪い感じはあった。
深夜2時過ぎ。
住宅街の外れにある、
小さい公園の横を通って帰ってた。
古い公園で、
昼間は普通に人いるんだけど、
夜になると妙に暗い。
街灯がひとつしかない。
前から、
なんか薄気味悪い感じはあった。
その日、
公園の前を通った時。
ギィ……
って音がした。
ブランコだった。
誰かいるのかと思って見たけど、
暗くて、
最初よく分からなかった。
ただ、
ブランコの辺りに、
小さい人影みたいなのがいた。
風はなかったと思う。
子供かと思った。
いや、
子供っていうか、
小さかったんだよな。
なんか変だった。
街灯は当たってるのに、
顔の辺りだけ、
うまく見れなかった。
顔見ようとすると、
なんか嫌な感じがした。
一瞬見えかけた気もするんだけど、
すぐ目逸らした。
なんでか、
見ちゃ駄目な気がした。
疲れてたのかもしれない。
そのまま通り過ぎようとして、
なんとなく、
もう一回だけ見た。
ブランコが止まってた。
で。
滑り台の上にいた。
一瞬、
意味分からなかった。
さっきまで、
ブランコの前にいたはずなのに。
音はしなかった。
ただ、
気づいたらいた。
しかも、
こっち向いてた。
また顔見そうになって、
反射的に目逸らした。
なんか、
見ちゃいけないもの見た感じがした。
急に怖くなって、
そのまま走って逃げた。
家までの途中に、
大きい道路がある。
信号待ちしてる時、
後ろ見るの怖かった。
でも、
確認しない方が怖くて、
なんとなく反対側を見た。
電柱の横に、
誰か立ってた。
街灯が暗くて、
顔は見えなかった。
でも、
あれだった。
さっきのやつ。
公園から、
かなり離れてるはずなのに。
信号変わった瞬間、
走って渡った。
家に着くまで、
もう後ろは見なかった。
マンションに入って、
エレベーターを待ってる時も、
なんか落ち着かなかった。
扉が閉まりかけた時、
つい外を見た。
誰もいない。
でも、
扉の横の壁のところ。
黒い染みみたいなのが見えた。
いや、
人が立ってるようにも見えた。
壁際に立ってるだけなのに、
なんか立ち方がおかしかった。
顔見そうになって、
すぐ目逸らした。
扉閉まるまで、
そこ見れなかった。
上がり始めてから、
なんか妙に落ち着かなかった。
狭いせいか、
息苦しい感じがして。
後ろ見たら駄目な気がして、
ずっと階数表示だけ見てた。
早く着いてくれって、
そればっか考えてた。
部屋入って、
鍵閉めてからもしばらく、
玄関から動けなかった。
ちゃんと顔見てないはずなのに、
なんか頭から離れない。
今でも、
あの時何が変だったのか、
うまく説明できない。
あれ以来、
夜にあの道通るの嫌なんだよな。
昼は普通なんだけど、
夜だけ妙に暗い。
あと、
ブランコの音すると、
今でも少し身構える。
何回か、
夜にあの公園の前通った時。
滑り台の辺りに、
誰か立ってるように見えたことがある。
公園の前を通った時。
ギィ……
って音がした。
ブランコだった。
誰かいるのかと思って見たけど、
暗くて、
最初よく分からなかった。
ただ、
ブランコの辺りに、
小さい人影みたいなのがいた。
風はなかったと思う。
子供かと思った。
いや、
子供っていうか、
小さかったんだよな。
なんか変だった。
街灯は当たってるのに、
顔の辺りだけ、
うまく見れなかった。
顔見ようとすると、
なんか嫌な感じがした。
一瞬見えかけた気もするんだけど、
すぐ目逸らした。
なんでか、
見ちゃ駄目な気がした。
疲れてたのかもしれない。
そのまま通り過ぎようとして、
なんとなく、
もう一回だけ見た。
ブランコが止まってた。
で。
滑り台の上にいた。
一瞬、
意味分からなかった。
さっきまで、
ブランコの前にいたはずなのに。
音はしなかった。
ただ、
気づいたらいた。
しかも、
こっち向いてた。
また顔見そうになって、
反射的に目逸らした。
なんか、
見ちゃいけないもの見た感じがした。
急に怖くなって、
そのまま走って逃げた。
家までの途中に、
大きい道路がある。
信号待ちしてる時、
後ろ見るの怖かった。
でも、
確認しない方が怖くて、
なんとなく反対側を見た。
電柱の横に、
誰か立ってた。
街灯が暗くて、
顔は見えなかった。
でも、
あれだった。
さっきのやつ。
公園から、
かなり離れてるはずなのに。
信号変わった瞬間、
走って渡った。
家に着くまで、
もう後ろは見なかった。
マンションに入って、
エレベーターを待ってる時も、
なんか落ち着かなかった。
扉が閉まりかけた時、
つい外を見た。
誰もいない。
でも、
扉の横の壁のところ。
黒い染みみたいなのが見えた。
いや、
人が立ってるようにも見えた。
壁際に立ってるだけなのに、
なんか立ち方がおかしかった。
顔見そうになって、
すぐ目逸らした。
扉閉まるまで、
そこ見れなかった。
上がり始めてから、
なんか妙に落ち着かなかった。
狭いせいか、
息苦しい感じがして。
後ろ見たら駄目な気がして、
ずっと階数表示だけ見てた。
早く着いてくれって、
そればっか考えてた。
部屋入って、
鍵閉めてからもしばらく、
玄関から動けなかった。
ちゃんと顔見てないはずなのに、
なんか頭から離れない。
今でも、
あの時何が変だったのか、
うまく説明できない。
あれ以来、
夜にあの道通るの嫌なんだよな。
昼は普通なんだけど、
夜だけ妙に暗い。
あと、
ブランコの音すると、
今でも少し身構える。
何回か、
夜にあの公園の前通った時。
滑り台の辺りに、
誰か立ってるように見えたことがある。
気のせいだと思いたいけど。















