本文抜粋

21: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:31:20.04 ID:uLTanQph0
長いうえに怖くないかもしれんが俺にとっては怖かったのでここにも投下する。
5年前に大学の夏季休暇の間に友人Aと旅行した時の話。
旅行先はAの地元である関西のとある田舎。
そこは山間部の盆地でK山を目当てに県外からたまに登山客がやってくる程度で、他はいたって平凡な場所だった。
若者二人が旅行する場所ではないと思われそうだが俺たちがここを旅先として選んだのには訳がある。
その田舎にはAの叔父さん(以下A叔父)が住んでおりいくつかコテージを運営していた。
元からこの地には観光の需要があった事と近年のキャンプブームも手伝って辺ぴな場所にしてはそれなりに利用客がいたという。
コテージはK山の近くに存在し全部で三棟あるが一棟だけ妙に離れた場所にありその大きさも三棟の中で一番小さかった。
そんで最近、一番小さなコテージに泊まった客からクレームが出たらしい。
「夜中に人影がうろついていた、動物の鳴き声が頻繁にする、ドアを叩かれた」という内容。
その客は都会から来た穏やかな老夫婦だったらしいが、打って変わってそんなことを怒りながら言うものだからA叔父はかなり動揺したそうだ。
A叔父は経営に差し障るからと一旦そのコテージの提供を停止し、一週間ほど見回りもしたが特に異常無く終わった。
不審者の件で当然警察にも相談したが結局は動物の見間違いか自然現象だと結着し見回りも終了してしまったという。
しかし不審者の件でA叔父はかなり警戒しておりそのコテージの提供を再開するか迷っていた。
この話はAが実家に帰省した際、親戚の集まりでA叔父からその話を聞いたそうだ。
そして苦情の内容に興味を持ち、A「じゃあ俺とダチでそのコテージに泊まって何もなかったら万事解決やん」とA叔父に提案したらしい。
A叔父さんも「営業判断のために一度人に泊まってほしい、監視カメラも設置したい」って了承。
5年前に大学の夏季休暇の間に友人Aと旅行した時の話。
旅行先はAの地元である関西のとある田舎。
そこは山間部の盆地でK山を目当てに県外からたまに登山客がやってくる程度で、他はいたって平凡な場所だった。
若者二人が旅行する場所ではないと思われそうだが俺たちがここを旅先として選んだのには訳がある。
その田舎にはAの叔父さん(以下A叔父)が住んでおりいくつかコテージを運営していた。
元からこの地には観光の需要があった事と近年のキャンプブームも手伝って辺ぴな場所にしてはそれなりに利用客がいたという。
コテージはK山の近くに存在し全部で三棟あるが一棟だけ妙に離れた場所にありその大きさも三棟の中で一番小さかった。
そんで最近、一番小さなコテージに泊まった客からクレームが出たらしい。
「夜中に人影がうろついていた、動物の鳴き声が頻繁にする、ドアを叩かれた」という内容。
その客は都会から来た穏やかな老夫婦だったらしいが、打って変わってそんなことを怒りながら言うものだからA叔父はかなり動揺したそうだ。
A叔父は経営に差し障るからと一旦そのコテージの提供を停止し、一週間ほど見回りもしたが特に異常無く終わった。
不審者の件で当然警察にも相談したが結局は動物の見間違いか自然現象だと結着し見回りも終了してしまったという。
しかし不審者の件でA叔父はかなり警戒しておりそのコテージの提供を再開するか迷っていた。
この話はAが実家に帰省した際、親戚の集まりでA叔父からその話を聞いたそうだ。
そして苦情の内容に興味を持ち、A「じゃあ俺とダチでそのコテージに泊まって何もなかったら万事解決やん」とA叔父に提案したらしい。
A叔父さんも「営業判断のために一度人に泊まってほしい、監視カメラも設置したい」って了承。
22: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:31:58.64 ID:uLTanQph0
Aは俺にここまでの話を大学の講義終わりに語り、俺はレジャー感覚で参加を承諾した。
その時期は事情がありバイトができない時期だったので、暇つぶしにもちょうどいい。
宿泊料金も訳アリで大幅に割り引いてくれるという。学生にはありがたかった。
俺たちはその日のうちに電話でA叔父に二泊三日泊まる旨を伝え了解を得た。
旅行当日、早速Aと例のコテージに到着するとA叔父さんが先に待ってくれていた。
玄関前に監視カメラ設置しその動作確認をしていたという。
チェックインや鍵の受け渡しが終わると「不審者は出ないと思うけど一応気をつけてね」と声をかけそのまま去って行った。
そこから普通に近くの川で釣りしたり、昼からBBQしたり、山の麓を散歩したりと田舎の旅行を俺たちは目一杯楽しんだ。
初めてする釣りが案外楽しかったこととAが持ってきた地元のトマトや名産品の牛ヒレ肉がやたらと旨かったのを今でも覚えている。
そんなふうに満喫してるとああという間に夜になった。
俺たちはコテージの中に入り酒を飲みながらAとだべっていると、外からキャーと甲高い鳴き声がした。
その時期は事情がありバイトができない時期だったので、暇つぶしにもちょうどいい。
宿泊料金も訳アリで大幅に割り引いてくれるという。学生にはありがたかった。
俺たちはその日のうちに電話でA叔父に二泊三日泊まる旨を伝え了解を得た。
旅行当日、早速Aと例のコテージに到着するとA叔父さんが先に待ってくれていた。
玄関前に監視カメラ設置しその動作確認をしていたという。
チェックインや鍵の受け渡しが終わると「不審者は出ないと思うけど一応気をつけてね」と声をかけそのまま去って行った。
そこから普通に近くの川で釣りしたり、昼からBBQしたり、山の麓を散歩したりと田舎の旅行を俺たちは目一杯楽しんだ。
初めてする釣りが案外楽しかったこととAが持ってきた地元のトマトや名産品の牛ヒレ肉がやたらと旨かったのを今でも覚えている。
そんなふうに満喫してるとああという間に夜になった。
俺たちはコテージの中に入り酒を飲みながらAとだべっていると、外からキャーと甲高い鳴き声がした。
23: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:33:05.19 ID:uLTanQph0
突然鳴り響いた声に驚いた俺は酒缶を手放して窓を見る。
山の麓ということもあり外は暗闇ののまれていた。
月明りとコテージの電灯を頼りに窓辺の様子を眺めていると森の入口あたりに黒いモノが見えた。
そのモノは鹿ほどの大きさでどうやらこちらを向き鳴いている。
Aは「あれ鹿や、あれがクレームの原因なん?」と俺に聞いてきたが「鳴き声の元はあいつかもしれんね」と適当に返事した。
鳴き声の原因は特定できたもののクレームにあった人影は見えない。
Aは「鹿の鳴き声に慄いて人の幻覚でも見たんちゃう?」と楽観的な態度だったが
俺はあのモノを見ていると妙な感覚に襲われまだ何かあるんじゃないかと一抹の不安を感じていた。
しかし、幸いにも俺の予感は外れることになる。
しばらくその鹿らしきモノを監視していたがいつのまにかそれは消えてしまい結局は何も起きずに一泊目を終えた。
山の麓ということもあり外は暗闇ののまれていた。
月明りとコテージの電灯を頼りに窓辺の様子を眺めていると森の入口あたりに黒いモノが見えた。
そのモノは鹿ほどの大きさでどうやらこちらを向き鳴いている。
Aは「あれ鹿や、あれがクレームの原因なん?」と俺に聞いてきたが「鳴き声の元はあいつかもしれんね」と適当に返事した。
鳴き声の原因は特定できたもののクレームにあった人影は見えない。
Aは「鹿の鳴き声に慄いて人の幻覚でも見たんちゃう?」と楽観的な態度だったが
俺はあのモノを見ていると妙な感覚に襲われまだ何かあるんじゃないかと一抹の不安を感じていた。
しかし、幸いにも俺の予感は外れることになる。
しばらくその鹿らしきモノを監視していたがいつのまにかそれは消えてしまい結局は何も起きずに一泊目を終えた。
24: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:33:49.93 ID:uLTanQph0
翌朝にAは昨晩の事を電話でA叔父に伝えた。
するとA叔父は「このコテージの提供は当面停止する、早く切り上げて帰ったほうが良い」と俺たちに忠告してきた。
でもAは「思った以上に楽しいし早よ帰りたない、何もなかったし大丈夫」と言い、俺にも帰りたいか尋ねてきた。
俺は昨日嫌な予感がしたものの結局外れた事を思い出しAにコテージ泊を継続する旨を伝えた。
一晩寝て気持ち良く起床してしまうと現実感が戻り昨日の事などどうでもよくなったからだ。
最終的に俺たちは二日目もこの地に残り昨晩の不可解な体験を忘れるほど釣りを楽しんだ。
釣りを終えコテージへ戻りスマホの時計を確認すると既に夕飯の頃合いになっていた。
俺たちは夕飯のBBQの準備をしていると、山の方からキャーーッ!!っと耳をつんざくような甲高い声が聞こえてきた。
昨晩森の方から聞こえてきたあの声だった。
するとA叔父は「このコテージの提供は当面停止する、早く切り上げて帰ったほうが良い」と俺たちに忠告してきた。
でもAは「思った以上に楽しいし早よ帰りたない、何もなかったし大丈夫」と言い、俺にも帰りたいか尋ねてきた。
俺は昨日嫌な予感がしたものの結局外れた事を思い出しAにコテージ泊を継続する旨を伝えた。
一晩寝て気持ち良く起床してしまうと現実感が戻り昨日の事などどうでもよくなったからだ。
最終的に俺たちは二日目もこの地に残り昨晩の不可解な体験を忘れるほど釣りを楽しんだ。
釣りを終えコテージへ戻りスマホの時計を確認すると既に夕飯の頃合いになっていた。
俺たちは夕飯のBBQの準備をしていると、山の方からキャーーッ!!っと耳をつんざくような甲高い声が聞こえてきた。
昨晩森の方から聞こえてきたあの声だった。
25: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:36:36.15 ID:uLTanQph0
Aは「昼に鹿が鳴くなんて珍しいな」と呑気に言ってたが俺はこの時昨晩と同じ違和感があったのを覚えている。
その後も間を空けずにキャーーッと鳴き声がしたかと思えば何度も何度もあの甲高い声が鳴り響いた。
その声は徐々に大きくなり、風がないのに周囲の木々がざわめいていていた。
Aが「こっちにくるんちゃう」とつぶやくといよいよ怖くなった俺はBBQの準備を止めAにコテージへ避難しようと提案した。
Aはあの声を聞いても何も感じないらしく悠長に声の在処を探していたが俺はそんなAの手を無理やり掴みコテージに連れ込んだ。
コテージにAを押し込んで玄関のドアを施錠したと同時にコンコン、コンコン、とドアをノックする音がした。
中に人がいるのを確かめているような穏やかなノック音だった。
ここでAも一連の出来事に違和感を持ったらしい。Aの表情から陽気さが消えた。
張り詰めた空気の中ドアのノック音だけがコテージに鳴り響く。
その時俺は窓から玄関にいるモノの正体を確かめる気にはなれなかった。
その後も間を空けずにキャーーッと鳴き声がしたかと思えば何度も何度もあの甲高い声が鳴り響いた。
その声は徐々に大きくなり、風がないのに周囲の木々がざわめいていていた。
Aが「こっちにくるんちゃう」とつぶやくといよいよ怖くなった俺はBBQの準備を止めAにコテージへ避難しようと提案した。
Aはあの声を聞いても何も感じないらしく悠長に声の在処を探していたが俺はそんなAの手を無理やり掴みコテージに連れ込んだ。
コテージにAを押し込んで玄関のドアを施錠したと同時にコンコン、コンコン、とドアをノックする音がした。
中に人がいるのを確かめているような穏やかなノック音だった。
ここでAも一連の出来事に違和感を持ったらしい。Aの表情から陽気さが消えた。
張り詰めた空気の中ドアのノック音だけがコテージに鳴り響く。
その時俺は窓から玄関にいるモノの正体を確かめる気にはなれなかった。
26: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:37:27.64 ID:uLTanQph0
見てはいけないような気がしたから。
しばらくするとノック音は止み俺たちは安堵した。
恐る恐る窓を覗いても何もいない。
俺はAに何もいないことを伝えるとAはBBQセットを片づけるために外に出ると言い出した。
(あの声のせいでBBQのやる気が0になったんだろう)
正直翌朝までコテージの外に出たくはなかったがBBQセットを放置するのも良くないので俺はAの意見に賛成した。
Aはそっと鍵を外し少しずつドアを開けた。その瞬間外から勢いよく引っ張られてドアが全開になった。
そこには鹿がいた。
窓から玄関の外を確認した時には何もいなかったはずだった。
体の外観は普通の鹿なのだが俺はある違和感に気づく。
顔、特に目の位置がおかしい。
しばらくするとノック音は止み俺たちは安堵した。
恐る恐る窓を覗いても何もいない。
俺はAに何もいないことを伝えるとAはBBQセットを片づけるために外に出ると言い出した。
(あの声のせいでBBQのやる気が0になったんだろう)
正直翌朝までコテージの外に出たくはなかったがBBQセットを放置するのも良くないので俺はAの意見に賛成した。
Aはそっと鍵を外し少しずつドアを開けた。その瞬間外から勢いよく引っ張られてドアが全開になった。
そこには鹿がいた。
窓から玄関の外を確認した時には何もいなかったはずだった。
体の外観は普通の鹿なのだが俺はある違和感に気づく。
顔、特に目の位置がおかしい。
27: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:38:16.84 ID:uLTanQph0
普通鹿は顔の側面に目があるはずだが何故かコイツの目は中央付近にあった。
その目は見れば見るほど奇妙で形も歪に見える。
形容しがたいが「あーコレ鹿じゃないんだな」って分かるくらいには強烈な違和感があった。
その鹿らしきモノはAを凝視する。
通常野生動物が人間に目を合わせるなんてことは起きないはずだがソイツはAを見つめている。
奴の眼は怒りに満ちた動物のそれでAに対し害意があることは明確だった。
俺が「閉めろッ!」と叫んだ瞬間、鹿らしきモノが急に跳び出しこっちに突進してきた。
Aは横に跳び出し奴の直撃を回避したが、派手に転び尻もちを付いた。
鹿らしきモノはそのままコテージに侵入し部屋奥の壁に激突しその衝撃で近くに飾ってあった花瓶が破損。
奴はよろめきながらも俺がいる方向に体勢を立て直した。
俺は思わずそいつと目が合ってしまい体が硬直する。
その目は血走っており俺たちに対する激しい憎悪を感じるほど鮮烈な印象を残した。
俺が怖気ついて動けずにいるとAが俺の手を掴み玄関へ走る。
その目は見れば見るほど奇妙で形も歪に見える。
形容しがたいが「あーコレ鹿じゃないんだな」って分かるくらいには強烈な違和感があった。
その鹿らしきモノはAを凝視する。
通常野生動物が人間に目を合わせるなんてことは起きないはずだがソイツはAを見つめている。
奴の眼は怒りに満ちた動物のそれでAに対し害意があることは明確だった。
俺が「閉めろッ!」と叫んだ瞬間、鹿らしきモノが急に跳び出しこっちに突進してきた。
Aは横に跳び出し奴の直撃を回避したが、派手に転び尻もちを付いた。
鹿らしきモノはそのままコテージに侵入し部屋奥の壁に激突しその衝撃で近くに飾ってあった花瓶が破損。
奴はよろめきながらも俺がいる方向に体勢を立て直した。
俺は思わずそいつと目が合ってしまい体が硬直する。
その目は血走っており俺たちに対する激しい憎悪を感じるほど鮮烈な印象を残した。
俺が怖気ついて動けずにいるとAが俺の手を掴み玄関へ走る。
28: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:39:21.07 ID:uLTanQph0
すると奴はギャァーーッ!!!っと甲高い咆哮を出してこっちへ突進してきた。
俺はAに引っ張られながら玄関を飛び出す。Aがすぐさまドアを閉めると鹿らしきモノはドアに激しくぶつかり鈍い衝突音が聞こえてきた。
鹿らしきモノは外に出ようとしているのか、ドンッ、ガンッ、とドア向こうで音が鳴り玄関を暴れまわる音が聞こえる。
俺は奴がドアや窓を突き破ってこないか心配したものの数十秒ほど経つと急に静かになった。
するとまたコンコン…、コンコン…、コンコン…、とノック音が鳴った。
先ほどまでの暴れ方とあまりにも落差が酷く、奴は玄関を開けさせようと俺たちを誘っているんじゃないかと思い
俺はあの鹿らしきモノに知性がある気がして怖かった。
「鍵閉めてねー……」とAが言い出した時にはもう限界だった。
俺はAと共にコテージから全力で逃げた。
俺はAに引っ張られながら玄関を飛び出す。Aがすぐさまドアを閉めると鹿らしきモノはドアに激しくぶつかり鈍い衝突音が聞こえてきた。
鹿らしきモノは外に出ようとしているのか、ドンッ、ガンッ、とドア向こうで音が鳴り玄関を暴れまわる音が聞こえる。
俺は奴がドアや窓を突き破ってこないか心配したものの数十秒ほど経つと急に静かになった。
するとまたコンコン…、コンコン…、コンコン…、とノック音が鳴った。
先ほどまでの暴れ方とあまりにも落差が酷く、奴は玄関を開けさせようと俺たちを誘っているんじゃないかと思い
俺はあの鹿らしきモノに知性がある気がして怖かった。
「鍵閉めてねー……」とAが言い出した時にはもう限界だった。
俺はAと共にコテージから全力で逃げた。
29: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:40:16.81 ID:uLTanQph0
ある程度離れた場所にたどり着くとAはA叔父に電話でさっきの恐怖体験を語った。
A叔父は事態のヤバさに気づいたらしくすぐに俺たちがいる場所まで車で来てくれた。
A叔父は再度Aからさっきの状況聞き出し猟友会に所属する友人に電話した。
その猟師の友人はコテージのある地域に住んでいるらしく、法律の関係で銃は持ってこれなかったがすぐに俺たちのもとへ駆けつけてくれた。
猟師の友人がA叔父と共に鹿を警戒しながらドアを開けたがそこには何もいなかったらしい。
コテージの部屋に入るとあいつが割ったであろう花瓶や倒れた額縁があったが部屋奥の壁にはヤツの体毛しか残されておらず血痕はなかったそうだ。
A叔父さんは猟師の友人に俺たちの体験を話してくれたがあまり信用されなかったそうで猟友会への報告を約束してそのまま帰ってしまった。
変な動物の目撃自体は昔からあるらしくその多くは見間違いだから猟師の友人は俺らの話を真に受けなかったのかもしれない。
一応A叔父は俺たちの取り乱し方を見て何か思うところがあったらしくあのコテージだけ当面の間提供を停止することを決めた。
A叔父は事態のヤバさに気づいたらしくすぐに俺たちがいる場所まで車で来てくれた。
A叔父は再度Aからさっきの状況聞き出し猟友会に所属する友人に電話した。
その猟師の友人はコテージのある地域に住んでいるらしく、法律の関係で銃は持ってこれなかったがすぐに俺たちのもとへ駆けつけてくれた。
猟師の友人がA叔父と共に鹿を警戒しながらドアを開けたがそこには何もいなかったらしい。
コテージの部屋に入るとあいつが割ったであろう花瓶や倒れた額縁があったが部屋奥の壁にはヤツの体毛しか残されておらず血痕はなかったそうだ。
A叔父さんは猟師の友人に俺たちの体験を話してくれたがあまり信用されなかったそうで猟友会への報告を約束してそのまま帰ってしまった。
変な動物の目撃自体は昔からあるらしくその多くは見間違いだから猟師の友人は俺らの話を真に受けなかったのかもしれない。
一応A叔父は俺たちの取り乱し方を見て何か思うところがあったらしくあのコテージだけ当面の間提供を停止することを決めた。
30: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:40:54.49 ID:uLTanQph0
あのコテージに設置した監視カメラは何故か映像データだけ破損していたらしく鹿らしきモノを映像に残らなかったらしい。
しかし再生するとノック音や衝突音だけが残されていたそうだ。
A叔父は俺たちに「怖い思いさせて悪かったわ」と謝罪した。
だけどこれは俺たちがA叔父の忠告を無視した結果が招いた事態なので俺らもA叔父に謝罪しそのままお開きとなった。
その日以降異変などは特に起きず俺たちは大学の夏季休暇を平和に過ごした。
後日、あの体験から何年経った頃Aからあのコテージで遭遇したモノの正体について色々と聞かされた。
A「あのコテージの鹿について色々調べてみたんやけど、あれアメリカのNot Deerって都市伝説やと思う」
しかし再生するとノック音や衝突音だけが残されていたそうだ。
A叔父は俺たちに「怖い思いさせて悪かったわ」と謝罪した。
だけどこれは俺たちがA叔父の忠告を無視した結果が招いた事態なので俺らもA叔父に謝罪しそのままお開きとなった。
その日以降異変などは特に起きず俺たちは大学の夏季休暇を平和に過ごした。
後日、あの体験から何年経った頃Aからあのコテージで遭遇したモノの正体について色々と聞かされた。
A「あのコテージの鹿について色々調べてみたんやけど、あれアメリカのNot Deerって都市伝説やと思う」
31: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイ 137d-bqBf [61.114.69.170]) 2025/12/04(木) 20:42:05.07 ID:uLTanQph0
それは近年アメリカで噂されている都市伝説でありアパラチア山脈に生息するその怪物をNot Deerと呼ぶらしい。
Not Deerを目撃した人間は「それの目を見た瞬間それが鹿ではないと怪物だと直感した」と証言している。
それは俺たちが目撃したあの鹿らしきモノと同じ特徴を持っていた。
しかしNot Deerははるか彼方にあるアメリカの都市伝説であって日本のコテージからは距離が遠すぎるだろうとAに話したが
「妖怪もグローバル化したんやろ」とか適当ぶっこいていた。
結局あの鹿が何だったのか分からずじまいで、老夫婦が目撃した不審者もあれ以来報告は無いらしい。
ただし、あの小さいコテージだけは今でも提供が停止されたままだという。
今はもうA叔父のコテージにあいつは出現していないそうだが……
Not Deerを目撃した人間は「それの目を見た瞬間それが鹿ではないと怪物だと直感した」と証言している。
それは俺たちが目撃したあの鹿らしきモノと同じ特徴を持っていた。
しかしNot Deerははるか彼方にあるアメリカの都市伝説であって日本のコテージからは距離が遠すぎるだろうとAに話したが
「妖怪もグローバル化したんやろ」とか適当ぶっこいていた。
結局あの鹿が何だったのか分からずじまいで、老夫婦が目撃した不審者もあれ以来報告は無いらしい。
ただし、あの小さいコテージだけは今でも提供が停止されたままだという。
今はもうA叔父のコテージにあいつは出現していないそうだが……
66: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) 2025/12/17(水) 01:52:50.98 ID:LSJS0DS60
これ今いけます?
67: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) 2025/12/17(水) 02:39:42.67 ID:LSJS0DS60
行けそうなので書かせて頂きます。
私は過去に2回程引っ越しを経験しておりまして、その内の一つにガストに近い家があったんです。近くにめぼしいファミレスも無かったので頻繁に家族でそのガストに行っていました。でもそのガスト、少々変な点がございまして、駐車場の真ん中に「この先には絶対に入らないで下さい」って書いてある看板が立て掛けてあったんです。まあそれだけなら私有地に立ち寄らない様にさせる為なんだなぁ〜と思えるのですが、その看板の向こうは足も見えない位木々が生い茂っており...なかなか不気味で異様だったのを覚えています。
私は過去に2回程引っ越しを経験しておりまして、その内の一つにガストに近い家があったんです。近くにめぼしいファミレスも無かったので頻繁に家族でそのガストに行っていました。でもそのガスト、少々変な点がございまして、駐車場の真ん中に「この先には絶対に入らないで下さい」って書いてある看板が立て掛けてあったんです。まあそれだけなら私有地に立ち寄らない様にさせる為なんだなぁ〜と思えるのですが、その看板の向こうは足も見えない位木々が生い茂っており...なかなか不気味で異様だったのを覚えています。
68: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) 2025/12/17(水) 02:43:23.37 ID:LSJS0DS60
そんなある日、いつも通り車でガストに向かっていた訳なのですが、急に親父が「缶コーヒーを捨てたい」と言ったんです。この車の中には当然ゴミ箱が備え付けられてありましたから「そのゴミ箱に捨てれば良いじゃん」と私は言いました。しかし親父は「いや捨てたい。今すぐ捨てたい」の一点張り会話が成立せず、何処か冷静さを失っているかのようでした。更に「お前もついて来い」と親父は私の腕を掴んで下車。そのまま看板の後ろへ...あの生い茂っている異様な空間へと足を運んでしまったのです。
暫く歩いて行くと広い空間に辿り着きました。そこには河原が広がっており、辺り一面が砂利で覆われていたのを覚えています。流石に私は「これ絶対戻った方が良いよ」と親父に申し出ました。しかし親父は
「黙れ」
この一言しか発しませんでした。
戸惑いながら辺りを見渡すと、河原の流れている音が響く中、私の目に留まった物がありました。それは河原の中心に聳え立つ二つの鳥居でした。
暫く歩いて行くと広い空間に辿り着きました。そこには河原が広がっており、辺り一面が砂利で覆われていたのを覚えています。流石に私は「これ絶対戻った方が良いよ」と親父に申し出ました。しかし親父は
「黙れ」
この一言しか発しませんでした。
戸惑いながら辺りを見渡すと、河原の流れている音が響く中、私の目に留まった物がありました。それは河原の中心に聳え立つ二つの鳥居でした。
70: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイW 77ea-6PDL [2400:2411:741:8400:*]) 2025/12/17(水) 02:46:53.90 ID:LSJS0DS60
流石に恐怖心を覚えずにはいられませんでした。でさえ意味不明なのに、この聳え立つ物体が私の恐怖心を格段に引き上げたのです。私は親父の手を全力で引きました。ぴくりともしません。心なしか日にが入っていない様にも見えました。その場で膠着する親父を置いて行くことなど到底出来ず、私はその場で蹲りました。すると
カーン
と、音が鳴りました。すると間髪入れずにまた
カーン
と鳴りました。この時私はその音は心なしか私の方に近づいている。そう思いました。そして
カーン
...私の日の前で、その音が鳴りました。
もう勘弁して下さい。私はそう思いながら、ゆっくりと顔を上げました。すると
目の前には看板が立っていました。
そう、あの立ち入り禁止の看板が
その後の記憶は曖味で、ガストで自分が何を食べたかすら覚えていません。
親父に聞いても「そんな事は一度もなかった。多分夢と混ざってるんじゃ無い?現実が」の一点張りでした。本当に夢だったのか、現実の出来事なのか。どちらかなのかは今でも分かりませんが、一つ言えるのは
あのガストに行く事は、もう無いという事だけです
カーン
と、音が鳴りました。すると間髪入れずにまた
カーン
と鳴りました。この時私はその音は心なしか私の方に近づいている。そう思いました。そして
カーン
...私の日の前で、その音が鳴りました。
もう勘弁して下さい。私はそう思いながら、ゆっくりと顔を上げました。すると
目の前には看板が立っていました。
そう、あの立ち入り禁止の看板が
その後の記憶は曖味で、ガストで自分が何を食べたかすら覚えていません。
親父に聞いても「そんな事は一度もなかった。多分夢と混ざってるんじゃ無い?現実が」の一点張りでした。本当に夢だったのか、現実の出来事なのか。どちらかなのかは今でも分かりませんが、一つ言えるのは
あのガストに行く事は、もう無いという事だけです
120: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイ c7ee-h00h [122.213.53.58]) 2026/01/03(土) 08:31:57.91 ID:4WlT9+8S0
書き込めたから話すわ
俺の体験した話なんだが、俺の地元はすげー田舎でお祭りだとかクリスマスで家の装飾がすごいとかそんなことだけで
ニュースに取り上げられるくらいなんもねえのよ
ある時少しでかいスーパーみたいなとこで
お化け屋敷開くってなって当時4,5歳だった俺は親父に連れて行かれて
「度胸試しだ」みたいなこと言いながら一人でお化け屋敷に入らされたのさ
めちゃくちゃ怖くてどうしていいかわからなくなったのよ
すげー泣いて進めなくなってたら後ろから急に
「一人?大丈夫?」
っておじいちゃんが声かけてきてそれに一番驚いて腰抜かして
おんぶして出口まで連れてってくれたのよ
すげえ優しくて「大丈夫だからね怖くないよ」ってずっと言ってくれてた
出口出たらもちろん地元のニュースキャスターみたいなのがいて
「こんなに小さな子も一人で入れてすごいですね~」
なんて言ってんのよ。俺おじいちゃんに助けられたのに
だから「おじいちゃんに助けてもらって怖くなかったよ」
って子供ながらに感謝を伝えた。
その後親の所にスタッフが話に行ってて
帰りに親父に褒めてもらえるなんて期待してたら
お化け屋敷の話はせず「今日の夜は何食べたい?」とか
全然違う話をしてきたんだ
お化け屋敷怖かったよって言っても
「そうだよないやでも母ちゃんのほうが」みたいにはぐらかされた
俺の体験した話なんだが、俺の地元はすげー田舎でお祭りだとかクリスマスで家の装飾がすごいとかそんなことだけで
ニュースに取り上げられるくらいなんもねえのよ
ある時少しでかいスーパーみたいなとこで
お化け屋敷開くってなって当時4,5歳だった俺は親父に連れて行かれて
「度胸試しだ」みたいなこと言いながら一人でお化け屋敷に入らされたのさ
めちゃくちゃ怖くてどうしていいかわからなくなったのよ
すげー泣いて進めなくなってたら後ろから急に
「一人?大丈夫?」
っておじいちゃんが声かけてきてそれに一番驚いて腰抜かして
おんぶして出口まで連れてってくれたのよ
すげえ優しくて「大丈夫だからね怖くないよ」ってずっと言ってくれてた
出口出たらもちろん地元のニュースキャスターみたいなのがいて
「こんなに小さな子も一人で入れてすごいですね~」
なんて言ってんのよ。俺おじいちゃんに助けられたのに
だから「おじいちゃんに助けてもらって怖くなかったよ」
って子供ながらに感謝を伝えた。
その後親の所にスタッフが話に行ってて
帰りに親父に褒めてもらえるなんて期待してたら
お化け屋敷の話はせず「今日の夜は何食べたい?」とか
全然違う話をしてきたんだ
お化け屋敷怖かったよって言っても
「そうだよないやでも母ちゃんのほうが」みたいにはぐらかされた
121: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイ c7ee-h00h [122.213.53.58]) 2026/01/03(土) 08:33:05.02 ID:4WlT9+8S0
みたいな体験をしたのを小学校5年の頃学校に泊まる行事の時に
怖い話しようってなってふと思い出したんだよ。今まですっかり忘れてたのに
俺の人生怖い経験なんてお化け屋敷くらいだったからな
もちろん話したがあんまり怖くないからか皆の食いつきは悪かった
その時話したこともないくらい無口なB美が口にしたんだよ
「あそこ私も入ったことあるよ」
俺は食いついた。スベったのが嫌だったから、
「めちゃくちゃ怖かったよな!?真っ暗で前も見えねえ中
急に人が横切ったり窓の外で人が落ちていくのが見えたり子供の俺らには早すぎたよな~」
「え?Tマートだよね?Oさんところが作ったお化け屋敷だよね?」
「そうだよ!リアル過ぎて怖すぎたわ~」
「…皆気づいてるよね?俺くん落ち着いて聞いてね
あそこ子供向けに作られたお化け屋敷で
大人の人が布かぶって段ボールの仕切りで作られてて
少し暗い場所で脅かせてくるだけだったよ
しかも子供が入っても一分くらいで終わっちゃうような短いところだよ
私そこ作るとき手伝いに行ったし覚えてるし写真もある。
別のところと勘違いしてる?」
そんなはずない。こんな田舎で大きな建物でその名前あそこしかない
皆頷いてる中俺だけが否定した。
怖い話しようってなってふと思い出したんだよ。今まですっかり忘れてたのに
俺の人生怖い経験なんてお化け屋敷くらいだったからな
もちろん話したがあんまり怖くないからか皆の食いつきは悪かった
その時話したこともないくらい無口なB美が口にしたんだよ
「あそこ私も入ったことあるよ」
俺は食いついた。スベったのが嫌だったから、
「めちゃくちゃ怖かったよな!?真っ暗で前も見えねえ中
急に人が横切ったり窓の外で人が落ちていくのが見えたり子供の俺らには早すぎたよな~」
「え?Tマートだよね?Oさんところが作ったお化け屋敷だよね?」
「そうだよ!リアル過ぎて怖すぎたわ~」
「…皆気づいてるよね?俺くん落ち着いて聞いてね
あそこ子供向けに作られたお化け屋敷で
大人の人が布かぶって段ボールの仕切りで作られてて
少し暗い場所で脅かせてくるだけだったよ
しかも子供が入っても一分くらいで終わっちゃうような短いところだよ
私そこ作るとき手伝いに行ったし覚えてるし写真もある。
別のところと勘違いしてる?」
そんなはずない。こんな田舎で大きな建物でその名前あそこしかない
皆頷いてる中俺だけが否定した。
122: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.3][新芽] (ワッチョイ c7ee-h00h [122.213.53.58]) 2026/01/03(土) 08:33:24.83 ID:4WlT9+8S0
そのあと親の仕事の都合で少し町のほうに出たんだ
中学でまた同じように怖い話しようってなってまた同じ話をした
だが皆はTマートなんて聞いたことあるレベルだったから
B美の話してた内容を当時から知ってる人なんて一人もいなかった
でもやっぱり「俺くんの話怖い話か?」なんて言われるもんだから
ついついB美に言われたことも話して
「俺違うとこにいたんだよ可笑しいよな~」なんて冗談言って笑ってたら
気味悪がった数人が調べてみようとのことで放課後学校のPCで調べることにした
いろいろ検索してもうまく出てこなかったのだが引っかかってる事がある
田舎だから高い場所がなくて飛び降りの名所になってたから取り壊されたが未だに
あそこの場所に何ができても数か月でつぶれるようになった
あの時親父が離されていた言葉が何だったのか今ではわかる気がする
中学でまた同じように怖い話しようってなってまた同じ話をした
だが皆はTマートなんて聞いたことあるレベルだったから
B美の話してた内容を当時から知ってる人なんて一人もいなかった
でもやっぱり「俺くんの話怖い話か?」なんて言われるもんだから
ついついB美に言われたことも話して
「俺違うとこにいたんだよ可笑しいよな~」なんて冗談言って笑ってたら
気味悪がった数人が調べてみようとのことで放課後学校のPCで調べることにした
いろいろ検索してもうまく出てこなかったのだが引っかかってる事がある
田舎だから高い場所がなくて飛び降りの名所になってたから取り壊されたが未だに
あそこの場所に何ができても数か月でつぶれるようになった
あの時親父が離されていた言葉が何だったのか今ではわかる気がする
131: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ a3e1-Z3r7 [2404:7a84:8880:c500:*]) 2026/01/17(土) 07:05:10.51 ID:CaYiqKFg0
まとめサイトで読むのが好きなんですが、自分自身も昔から「ん?」っとゆう経験をよくするので1つ投下してみます。
短いのから
中学生の時、休日のお昼にリビングのソファーで寝落ちしてしまって妹に起こされたんです。
「お兄ちゃん起きて、起きて!」 結構な勢いでした
うとうとしながら起きたんですけど目は閉じたままで寝たふりを続けたんです
昔から嫌な経験が多かったので 絶対霊的な、なになにがおきたとか、音が聞こえた、とかそうゆう話だと思い寝たふりを続けました。
それがどんどん妹の勢いが増していきました「起きて!!起きて!!」
めんどくさいなと思いながら寝たふりを続けるうちに本当に寝てしまい、夕方ごろに起きて妹に起こした理由を尋ねると「お兄ちゃんが寝ていたのに、お兄ちゃんがキッチンで料理をしていた」っと言われ、今でも起きていたらと思うとすこしぞっとします。
霊感はないほうだと思っていますが、昔から影響されやすいのか不思議な体験をよくします。
まだいくつかあるので時間があるときに書いてみようと思います。
短いのから
中学生の時、休日のお昼にリビングのソファーで寝落ちしてしまって妹に起こされたんです。
「お兄ちゃん起きて、起きて!」 結構な勢いでした
うとうとしながら起きたんですけど目は閉じたままで寝たふりを続けたんです
昔から嫌な経験が多かったので 絶対霊的な、なになにがおきたとか、音が聞こえた、とかそうゆう話だと思い寝たふりを続けました。
それがどんどん妹の勢いが増していきました「起きて!!起きて!!」
めんどくさいなと思いながら寝たふりを続けるうちに本当に寝てしまい、夕方ごろに起きて妹に起こした理由を尋ねると「お兄ちゃんが寝ていたのに、お兄ちゃんがキッチンで料理をしていた」っと言われ、今でも起きていたらと思うとすこしぞっとします。
霊感はないほうだと思っていますが、昔から影響されやすいのか不思議な体験をよくします。
まだいくつかあるので時間があるときに書いてみようと思います。
134: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 4b2e-HK1M [2001:268:7252:6d3a:*]) 2026/01/22(木) 12:34:01.99 ID:+3Sd0Bl10
夢をみた。
女に家の住所を聞かれる夢だ。
俺は教えた。
すごく綺麗でタイプの子だったからだ。
翌日、登校してみるとクラスの雰囲気が重苦しかった。
一体どうしたのかみんなに聞いてみた。
何でも俺を除いたクラスの全員が同一夢をみたという。
夢の内容は白い老婆にいきなり変な薬を無理矢理飲まされたというものだ。
白い服の老婆だったり白髪の老婆だったり細部は異なるがそういうイメージ。
そして全員こう言われた。
これで大丈夫だ、これさえ飲めば化物に化かされることはない。
化物が来ても絶対に自分の家を教えてはならないぞ!
そんなような事を言われたのだそうだ。
そして老婆がどこかに消えてからしばらくして見るも悍ましい異形の化物が現れた。
余りの恐怖にそこで目覚めた生徒。
家の場所を教えろと目覚めるまで夢の中で何時間も拷問を受けた生徒。
それぞれが化物の恐ろしい夢を語った。
俺を除いて。
俺これから一体どうなるのかな?
女に家の住所を聞かれる夢だ。
俺は教えた。
すごく綺麗でタイプの子だったからだ。
翌日、登校してみるとクラスの雰囲気が重苦しかった。
一体どうしたのかみんなに聞いてみた。
何でも俺を除いたクラスの全員が同一夢をみたという。
夢の内容は白い老婆にいきなり変な薬を無理矢理飲まされたというものだ。
白い服の老婆だったり白髪の老婆だったり細部は異なるがそういうイメージ。
そして全員こう言われた。
これで大丈夫だ、これさえ飲めば化物に化かされることはない。
化物が来ても絶対に自分の家を教えてはならないぞ!
そんなような事を言われたのだそうだ。
そして老婆がどこかに消えてからしばらくして見るも悍ましい異形の化物が現れた。
余りの恐怖にそこで目覚めた生徒。
家の場所を教えろと目覚めるまで夢の中で何時間も拷問を受けた生徒。
それぞれが化物の恐ろしい夢を語った。
俺を除いて。
俺これから一体どうなるのかな?
138: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (JPW 0Hc3-RjGJ [194.180.179.152]) 2026/01/25(日) 06:19:12.20 ID:bu2mk7zZH
>>134
なんで語り手だけ薬貰えなかったんだろう
理不尽というかある種のヒトコワに近いものを感じる
なんで語り手だけ薬貰えなかったんだろう
理不尽というかある種のヒトコワに近いものを感じる
135: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.1][新芽] (ワッチョイW 4b2e-HK1M [2001:268:7252:6d3a:*]) 2026/01/22(木) 12:41:20.81 ID:+3Sd0Bl10
錠剤だったり粉薬だったりFFのポーションみたいなのだったり人それぞれに薬の形が違うのだけど、なぜ俺のところにだけ白い老婆が来てくれなかったのか。
それだけが無念。
たまたま俺だけ間に合わなかったという事?
俺だけ死ぬのかな?
俺前世何か悪いことでもしたのかな?
これどうすりゃいいんだよ
それだけが無念。
たまたま俺だけ間に合わなかったという事?
俺だけ死ぬのかな?
俺前世何か悪いことでもしたのかな?
これどうすりゃいいんだよ
145: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 5f1f-qjtz [2404:7a80:90c0:b600:*]) 2026/01/28(水) 17:17:15.68 ID:2Rl46Rhz0
人間が怖い系です。
ほぼグチとして聞いてください
夏休みは、田舎のばあちゃんの家に里帰りして過ごすのが定例でして。昔の農家作りなんで土間にヒノキ風呂があった。中学生の思春期に湯船に浸かってたら母親がナヨナヨしながら入ってきた「成長した姿がみたいの」と。
流石にふざけんなぁ!言っても意にかいさず…背中むけて湯を浴びる姿が気持ち悪い
湯船に入って来たとき入れ違いで桶で股間隠して逃げて、朝まで震えてた。
次の日は普通だった。
よく考えたら、ことごとく男女関係潰された
怖いから異性には貪欲になり、そして後にも先にも最初の彼女が母親と唯一、対等に話せてた
ほぼグチとして聞いてください
夏休みは、田舎のばあちゃんの家に里帰りして過ごすのが定例でして。昔の農家作りなんで土間にヒノキ風呂があった。中学生の思春期に湯船に浸かってたら母親がナヨナヨしながら入ってきた「成長した姿がみたいの」と。
流石にふざけんなぁ!言っても意にかいさず…背中むけて湯を浴びる姿が気持ち悪い
湯船に入って来たとき入れ違いで桶で股間隠して逃げて、朝まで震えてた。
次の日は普通だった。
よく考えたら、ことごとく男女関係潰された
怖いから異性には貪欲になり、そして後にも先にも最初の彼女が母親と唯一、対等に話せてた
146: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6][新芽] (ワッチョイW 5f63-Nt7G [240b:c010:633:5ab9:*]) 2026/01/28(水) 21:13:04.20 ID:BvuJztR10
何と言うか
嫌な体験をされたんですね
でもなんか変な話だね
なんで家じゃなく田舎の祖母の家で起こったんだろうね
嫌な体験をされたんですね
でもなんか変な話だね
なんで家じゃなく田舎の祖母の家で起こったんだろうね
162: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 5f7f-qjtz [2404:7a80:90c0:b600:*]) 2026/01/30(金) 17:13:48.01 ID:FmOunBb90
>>146
父方の実家の軋轢かと
夫婦仲も良くなかった。父は常に逃げ向上のカッコつけで人まかせだった
父方の実家の軋轢かと
夫婦仲も良くなかった。父は常に逃げ向上のカッコつけで人まかせだった
164: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (JPW 0H8f-58Ss [171.3.238.187]) 2026/01/30(金) 22:37:41.49 ID:k2wus1lPH
短くて、あんまり怖い話でもないです
私が7,8才くらいの話です
ある花火大会の帰りの山の中で、その時タクシーで帰っていたのですが、ふと窓の外を見ると丸っこくて真っ黒でしわしわ、紫色の目が4つあり、キバ?みたいなもの生えてる良く分からない生き物?がタクシーと並走していたのです
夜だった事もあり、顔だけしか見えませんでしたが非常に不気味でした
それを見た瞬間私はすぐに車内にめを逸らし、家に帰るまで窓に顔を向けることすらできませんでした
今思うと見間違いか何かのような気がしないでもないです
似たような未確認生物とか妖怪とかを知っている方がいたら教えてほしいです
私が7,8才くらいの話です
ある花火大会の帰りの山の中で、その時タクシーで帰っていたのですが、ふと窓の外を見ると丸っこくて真っ黒でしわしわ、紫色の目が4つあり、キバ?みたいなもの生えてる良く分からない生き物?がタクシーと並走していたのです
夜だった事もあり、顔だけしか見えませんでしたが非常に不気味でした
それを見た瞬間私はすぐに車内にめを逸らし、家に帰るまで窓に顔を向けることすらできませんでした
今思うと見間違いか何かのような気がしないでもないです
似たような未確認生物とか妖怪とかを知っている方がいたら教えてほしいです
166: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 5f6c-9nqM [118.6.64.14]) 2026/01/31(土) 23:56:48.29 ID:Mefjzq880
妖怪系の話。
中学二年生の頃、部活帰りに川沿いの土手を通って下校していた。日も沈みかかっていたので、辺りは薄暗くなっていた。ふと、川の方を見下ろすと、下水が流れ出る横向きの穴みたいなところから猫のような狸のような生き物が走って茂みに隠れていった。二匹連続で。田舎で山に近いということもあり、そこまで不思議なことではないのかなと思い、しばらく眺めていたら、穴から巨大な何かがのそのそと出てきた。その何かを見たまんま言い表すと、四肢の関節がそれぞれ一つずつ増えた、毛のない猿みたいな感じ。それを見た瞬間、逃げ出したかったけど、目が離せなかった。そいつが上半身だけひねりながらこっち見てきた時にようやくダッシュで帰ることができた。
家に着いて夕飯の時間になって、自室からリビングに向かおうとした時、ふと窓から視線を感じた。窓に近づくと、窓の下端から40cmくらい上のところに、猫と鹿が合わさったような顔が無表情でこちらを見つめていた。恐怖を感じた反面、頭の中ではなぜか冷静にそいつの大きさを考えていた。自室は一階なのだが、当時170cmだった自分が外から自室を覗くとすると、ようやく顔が見えるくらいの位置に窓はあった。その事を考えると、そいつは自分より何回りも大きい生き物だと判断できた。即座にカーテンを下ろし、急いでリビングに駆け込んだ。それ以来、あの土手は通っていないし、自室の窓のカーテンも開けていない。
中学二年生の頃、部活帰りに川沿いの土手を通って下校していた。日も沈みかかっていたので、辺りは薄暗くなっていた。ふと、川の方を見下ろすと、下水が流れ出る横向きの穴みたいなところから猫のような狸のような生き物が走って茂みに隠れていった。二匹連続で。田舎で山に近いということもあり、そこまで不思議なことではないのかなと思い、しばらく眺めていたら、穴から巨大な何かがのそのそと出てきた。その何かを見たまんま言い表すと、四肢の関節がそれぞれ一つずつ増えた、毛のない猿みたいな感じ。それを見た瞬間、逃げ出したかったけど、目が離せなかった。そいつが上半身だけひねりながらこっち見てきた時にようやくダッシュで帰ることができた。
家に着いて夕飯の時間になって、自室からリビングに向かおうとした時、ふと窓から視線を感じた。窓に近づくと、窓の下端から40cmくらい上のところに、猫と鹿が合わさったような顔が無表情でこちらを見つめていた。恐怖を感じた反面、頭の中ではなぜか冷静にそいつの大きさを考えていた。自室は一階なのだが、当時170cmだった自分が外から自室を覗くとすると、ようやく顔が見えるくらいの位置に窓はあった。その事を考えると、そいつは自分より何回りも大きい生き物だと判断できた。即座にカーテンを下ろし、急いでリビングに駆け込んだ。それ以来、あの土手は通っていないし、自室の窓のカーテンも開けていない。
168: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.5][芽] (アタマイタイー Saf9-jKNx [106.146.21.29]) 2026/02/02(月) 17:15:35.25 ID:gaoYM4Cha0202
それ多分下水から出てきたのは川猿じゃね。
窓から覗いてたのは猫魈っぽいけどよくわからん
窓から覗いてたのは猫魈っぽいけどよくわからん
185: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 9554-Ub51 [2404:7a80:90c0:b600:*]) 2026/02/04(水) 02:30:35.45 ID:NkJER0el0
人は典型的に都合のいい事しか見えない話
あまり話したくない事だけど親父に殺されかけた
ある時、家族で旅行行った。小学生の頃だった
場所は忘れた、海の見える崖っぷちに居たら幅寄せしてきた。最初は冗談だと思って顔見たら能面みたいな面してた。本気と思った
雑草掴んだら蹴飛ばされ更に追いやられ最後の手段で太ももにしがみついた。髪の毛掴まれようがとにかく必死で。遠くで母が「お父さんいくわよー」と。父は舌打ちして去って行った。母親に言ったが「お父さんがするわけないじゃなーい」見てたくせに。帰りの車で震えてたよ。この人ら他人を入れないと会話すら出来ないんだ…
あまり話したくない事だけど親父に殺されかけた
ある時、家族で旅行行った。小学生の頃だった
場所は忘れた、海の見える崖っぷちに居たら幅寄せしてきた。最初は冗談だと思って顔見たら能面みたいな面してた。本気と思った
雑草掴んだら蹴飛ばされ更に追いやられ最後の手段で太ももにしがみついた。髪の毛掴まれようがとにかく必死で。遠くで母が「お父さんいくわよー」と。父は舌打ちして去って行った。母親に言ったが「お父さんがするわけないじゃなーい」見てたくせに。帰りの車で震えてたよ。この人ら他人を入れないと会話すら出来ないんだ…
187: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.8] (ワッチョイW 5a44-Gkhc [27.137.22.80]) 2026/02/04(水) 07:22:50.81 ID:hJi2tK4J0
>>185
最後の一文怖い、映画の鬼畜みたい
最後の一文怖い、映画の鬼畜みたい
197: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ da71-4QED [125.30.182.137]) 2026/02/05(木) 18:13:10.56 ID:iBudI1fI0
洒落怖のアーカイブでいくつか「毛玉」の話を読んだので、自分も思い出した体験を書いてみる。
今から50年ほど前の古い話だ。
まだ幼少の頃、夏休みに田舎の祖父母の家に……という、ありがちな話ではない。
徒歩2分ほどの近所に住んでいた祖父母の家に、よく入り浸っていた。
自宅よりも部屋数が多く、家財道具も少なかったので、広い空間で遊べるのが楽しかった。
場所も関東の田舎などではなく、東京にほど近い、大きな川の流れる千葉の街の中で、当時の街並みに溶け込む、普通の昭和の家だった。
ある4月頃の日、祖父母が共に外出していた昼下がり。(この頃は家に鍵などかけない家が多かった)
10畳ほどの部屋で一人、自宅から持ち込んだ子供向け雑誌――確か「てれびくん」だったと思う――を読みふけっていた。
ふと顔を上げると、1.5メートルほど向こうの空間に、見慣れないものが浮かんでいた。
それは畳の上、50センチほどの位置にあった。
(長文のため分割します)
今から50年ほど前の古い話だ。
まだ幼少の頃、夏休みに田舎の祖父母の家に……という、ありがちな話ではない。
徒歩2分ほどの近所に住んでいた祖父母の家に、よく入り浸っていた。
自宅よりも部屋数が多く、家財道具も少なかったので、広い空間で遊べるのが楽しかった。
場所も関東の田舎などではなく、東京にほど近い、大きな川の流れる千葉の街の中で、当時の街並みに溶け込む、普通の昭和の家だった。
ある4月頃の日、祖父母が共に外出していた昼下がり。(この頃は家に鍵などかけない家が多かった)
10畳ほどの部屋で一人、自宅から持ち込んだ子供向け雑誌――確か「てれびくん」だったと思う――を読みふけっていた。
ふと顔を上げると、1.5メートルほど向こうの空間に、見慣れないものが浮かんでいた。
それは畳の上、50センチほどの位置にあった。
(長文のため分割します)
198: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ da71-4QED [125.30.182.137]) 2026/02/05(木) 18:13:30.89 ID:iBudI1fI0
姿は、ソフトボールほどの大きさの緑色の毛玉の両側に、枝のような腕(?)が生えた物体。
目も鼻も口もなく、生き物なのか無機物なのかも分からない。
球体部分は苔のような毛に覆われ、色は植物的な緑ではなく、玩具のような蛍光色の鮮やかなグリーンで、柔らかそうに見えた。
そこから生えた腕も太さ1センチほどの枝のようで、節くれだっているのに、プラスチックのような艶があった。
人間でいう「手」の部分は、そのままの質感で3~5本ほど、3ミリ程度の指のように分岐していた。
それはクロールのように腕を動かしながら、空気抵抗を受けているかのように少し上下しつつ、ゆっくり、ゆっくりと、右から左へ進んでいた。
そのふざけた容姿と動きに、恐怖はまったく感じなかった。
むしろ興味津々で、近づいてみた。
近づくと、自分の腰ほどの高さにあり、周囲の状況など気にも留めない様子で、必死に進んでいる。
どこから来たのかと後ろを見ると、閉まった障子戸があるだけだった。
馬鹿な自分は、小声で「ねえ」と声をかけてみたが反応はない。
もう少し大きな声で「何してんの?」「どこから来たの?」と続けざまに聞いてみたが、完全に無視された。
しゃべれなかったのかもしれない。
(続く)
目も鼻も口もなく、生き物なのか無機物なのかも分からない。
球体部分は苔のような毛に覆われ、色は植物的な緑ではなく、玩具のような蛍光色の鮮やかなグリーンで、柔らかそうに見えた。
そこから生えた腕も太さ1センチほどの枝のようで、節くれだっているのに、プラスチックのような艶があった。
人間でいう「手」の部分は、そのままの質感で3~5本ほど、3ミリ程度の指のように分岐していた。
それはクロールのように腕を動かしながら、空気抵抗を受けているかのように少し上下しつつ、ゆっくり、ゆっくりと、右から左へ進んでいた。
そのふざけた容姿と動きに、恐怖はまったく感じなかった。
むしろ興味津々で、近づいてみた。
近づくと、自分の腰ほどの高さにあり、周囲の状況など気にも留めない様子で、必死に進んでいる。
どこから来たのかと後ろを見ると、閉まった障子戸があるだけだった。
馬鹿な自分は、小声で「ねえ」と声をかけてみたが反応はない。
もう少し大きな声で「何してんの?」「どこから来たの?」と続けざまに聞いてみたが、完全に無視された。
しゃべれなかったのかもしれない。
(続く)
199: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ da71-4QED [125.30.182.137]) 2026/02/05(木) 18:13:57.08 ID:iBudI1fI0
今度はそいつの周りをぐるぐる回ってみたが、それも意に介さず、のろのろ進み続けている。
とうとう痺れを切らし、捕まえようと上下からそっと手を伸ばし、一気に挟もうとした。
その瞬間、そいつはぱっと消え、自分はカスタネットを叩くような格好で固まった。
潰してしまったのかと恐る恐る手を開いたが、そこには何もなかった。
周囲を見回し、部屋から出ていったのかと障子を開けて縁側に出てみたが、やはり見当たらない。
何だったんだろう、と部屋に戻ろうと振り返ると、消えたはずの場所で、相変わらずもがいているそいつがいた。
何とかして捕まえたい一心で台所へ走り、虫取り網の代わりに金属製のざるを持ち出した。
戻ると、相変わらずもたもた進むそいつに向かって、勢いよく振り下ろした。
それからは、
挟む → 消える → 視線を外す → 現れる
というループを、しばらく繰り返した。
やがてそいつは、部屋の奥の板張り部分にある、階段状の箪笥の手前まで進んだ。
そのまま見ていると、突然すぽっと扉をすり抜けて、中に入った――ように見えた。
(続く)
とうとう痺れを切らし、捕まえようと上下からそっと手を伸ばし、一気に挟もうとした。
その瞬間、そいつはぱっと消え、自分はカスタネットを叩くような格好で固まった。
潰してしまったのかと恐る恐る手を開いたが、そこには何もなかった。
周囲を見回し、部屋から出ていったのかと障子を開けて縁側に出てみたが、やはり見当たらない。
何だったんだろう、と部屋に戻ろうと振り返ると、消えたはずの場所で、相変わらずもがいているそいつがいた。
何とかして捕まえたい一心で台所へ走り、虫取り網の代わりに金属製のざるを持ち出した。
戻ると、相変わらずもたもた進むそいつに向かって、勢いよく振り下ろした。
それからは、
挟む → 消える → 視線を外す → 現れる
というループを、しばらく繰り返した。
やがてそいつは、部屋の奥の板張り部分にある、階段状の箪笥の手前まで進んだ。
そのまま見ていると、突然すぽっと扉をすり抜けて、中に入った――ように見えた。
(続く)
200: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ da71-4QED [125.30.182.137]) 2026/02/05(木) 18:14:25.93 ID:iBudI1fI0
すぐに扉を開けようとしたが、鍵がかかっているのか、びくともしない。
しばらく格闘した末、諦めてまた雑誌を読み始めた。
ほどなくして祖母が帰宅した。
それと同時に毛玉のことを思い出し、慌てて見たことを話し、扉を開けてほしいと頼んだ。
祖母は首をかしげつつ扉を開けてくれた。
実際には鍵はかかっておらず、歪みのせいで開けづらく、子供の力では開かなかっただけだった。
中を覗くと、木製のトレーが重なって入っており、古い写真や手紙、ハサミや爪切りがあるだけだった。
だが、ざると自分の手には、変な匂いが残っていた。
祖母は「青臭いねぇ」と言い、母は「生臭い!」と顔をしかめ、
祖父は「鮎の匂いがするぞ」と笑った。
後年、生の鮎の匂いを嗅いだとき、あれと同じ匂いだと確信した。
結局、あの毛玉は何だったのか。
なぜあの家にいたのか。
祖父母も亡くなり、家も取り壊された今では、知る由もない。祖父母も亡くなり、家も取り壊された今では、知る由もない。
しばらく格闘した末、諦めてまた雑誌を読み始めた。
ほどなくして祖母が帰宅した。
それと同時に毛玉のことを思い出し、慌てて見たことを話し、扉を開けてほしいと頼んだ。
祖母は首をかしげつつ扉を開けてくれた。
実際には鍵はかかっておらず、歪みのせいで開けづらく、子供の力では開かなかっただけだった。
中を覗くと、木製のトレーが重なって入っており、古い写真や手紙、ハサミや爪切りがあるだけだった。
だが、ざると自分の手には、変な匂いが残っていた。
祖母は「青臭いねぇ」と言い、母は「生臭い!」と顔をしかめ、
祖父は「鮎の匂いがするぞ」と笑った。
後年、生の鮎の匂いを嗅いだとき、あれと同じ匂いだと確信した。
結局、あの毛玉は何だったのか。
なぜあの家にいたのか。
祖父母も亡くなり、家も取り壊された今では、知る由もない。祖父母も亡くなり、家も取り壊された今では、知る由もない。
209: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][新] (ワッチョイ df0e-BGko [114.182.217.177]) 2026/02/12(木) 01:49:30.71 ID:EwJG89wW0
数年前の話、比較的ぬるいかも
当時の俺はやや訳有で引っ越さなければならなかった。借りたのはアパートの一室、広い、日当たりも良し、しかも少し他より安い。
引っ越して早速荷解きetc 夜になり風呂へ
体を洗い、疲れを取り風呂場から出ようとしたときあろうことかひどい寒気?悪寒?的なのを感じた、とほぼ同時に風呂場の鏡に言いようのない嫌悪感を感じた
なんかここやばい、鏡を見ないように動作をしてたんだが、見てしまった、自分が風呂場の物干し竿に首を釣ろうとしている自分を
瞬きぐらいの速さでただの鏡になった、理解した、監視してないと首をつるんだな
なぜ安いのか、鏡の向こうの自分に不可逆の変化が起きたらこっちの自分はどうなるのか
当時の俺はやや訳有で引っ越さなければならなかった。借りたのはアパートの一室、広い、日当たりも良し、しかも少し他より安い。
引っ越して早速荷解きetc 夜になり風呂へ
体を洗い、疲れを取り風呂場から出ようとしたときあろうことかひどい寒気?悪寒?的なのを感じた、とほぼ同時に風呂場の鏡に言いようのない嫌悪感を感じた
なんかここやばい、鏡を見ないように動作をしてたんだが、見てしまった、自分が風呂場の物干し竿に首を釣ろうとしている自分を
瞬きぐらいの速さでただの鏡になった、理解した、監視してないと首をつるんだな
なぜ安いのか、鏡の向こうの自分に不可逆の変化が起きたらこっちの自分はどうなるのか
210: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.5][新] (ワッチョイ df0e-BGko [114.182.217.177]) 2026/02/12(木) 02:02:06.46 ID:EwJG89wW0
>>209続き
今度は恐怖の中鏡を凝視しながら風呂を出る準備した、顎先が鏡の端に映り、悪寒じゃすまなかった、なんか邪気というか、明確に死が近い気がした
自分の顔が映らないように細心の注意をはらいつつ鏡の中の自分を監視しないといけない、なぜ疲れを癒やす風呂でこんなことしないといけないのか(出費は辛かったが毎週末は近所の銭湯に行くことにした)
翌日不動産屋に突撃した、問い詰めた、「年数経ってるから風呂場の首吊り自殺は言わなくて良かったので」と
入居者が三連続で風呂場の物干し竿で首吊った自殺は不可解で、物干し竿に人を吊るせる強度は流石にないこと、だいたい殆どの大人は首吊ればつま先ぐらい足がつく位置に竿があるから自殺が成立しないこと
四ヶ月で用が済んだからさっさと部屋返した(俺が初の生還者だそうで)
あんな部屋クソ喰らえ
今度は恐怖の中鏡を凝視しながら風呂を出る準備した、顎先が鏡の端に映り、悪寒じゃすまなかった、なんか邪気というか、明確に死が近い気がした
自分の顔が映らないように細心の注意をはらいつつ鏡の中の自分を監視しないといけない、なぜ疲れを癒やす風呂でこんなことしないといけないのか(出費は辛かったが毎週末は近所の銭湯に行くことにした)
翌日不動産屋に突撃した、問い詰めた、「年数経ってるから風呂場の首吊り自殺は言わなくて良かったので」と
入居者が三連続で風呂場の物干し竿で首吊った自殺は不可解で、物干し竿に人を吊るせる強度は流石にないこと、だいたい殆どの大人は首吊ればつま先ぐらい足がつく位置に竿があるから自殺が成立しないこと
四ヶ月で用が済んだからさっさと部屋返した(俺が初の生還者だそうで)
あんな部屋クソ喰らえ
211: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 0e4b-iWM5 [2402:6b00:e704:2100:*]) 2026/02/12(木) 03:02:19.25 ID:vtmHiKji0
昔、愛知県三河で起きた事件
農家の嫁(21)が姑(68)を山に連れ出して絞殺した。
2/2に嫁は半狂乱になって帰宅したという。
2/5に姑の死体が発見されて、嫁が逮捕された。
2/7に嫁は留置所で首吊り自殺した。
夫はこれまで3人も嫁を迎えていたが、姑と嫁の仲がうまくいかずに次々離婚していた。
殺人を犯したは4人目の嫁だった。
殺害したあとに嫁は精神異常となったらしく
「婆の生き血は吸ってやったがまだまだいけぬぞ、今度は嫁のみきを殺してやるのだ」と自分を殺すといっていたという。
中流家庭の娘で学校を優秀な成績で卒業し、嫁ぎ先も裕福で殺害現場の山もこの農家の所有しているものだった。
農家の嫁(21)が姑(68)を山に連れ出して絞殺した。
2/2に嫁は半狂乱になって帰宅したという。
2/5に姑の死体が発見されて、嫁が逮捕された。
2/7に嫁は留置所で首吊り自殺した。
夫はこれまで3人も嫁を迎えていたが、姑と嫁の仲がうまくいかずに次々離婚していた。
殺人を犯したは4人目の嫁だった。
殺害したあとに嫁は精神異常となったらしく
「婆の生き血は吸ってやったがまだまだいけぬぞ、今度は嫁のみきを殺してやるのだ」と自分を殺すといっていたという。
中流家庭の娘で学校を優秀な成績で卒業し、嫁ぎ先も裕福で殺害現場の山もこの農家の所有しているものだった。
245: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ d910-dVmu [2404:7a86:2340:3b00:*]) 2026/02/17(火) 00:58:25.36 ID:/E4HV+R40
今年1月のあたまくらいの話、
俺は福岡に住んでる人間で、地元民ってわけじゃないけど、自宅からだいたい半径8キロくらいのとこに、あの有名な犬鳴峠がある。
今では旧犬鳴トンネルの入口はガッチリ閉鎖されてるからもう入ることも叶わんのやけど、
その代わりトンネル近くにある犬鳴ダムの外周の道路が、つうの心霊スポットになってたりする。
そんで話はここからなんやけど、
その時は知り合いの男2人と女2人、俺を合わせて5人で、犬鳴峠の近くにある脇田温泉に行った訳よ。
そこからなんやかんや2時間くらい風呂を堪能して集合したら22時過ぎになってて、
そこで宛にしてた食堂が、まさかの営業終了時間だったから仕方なく峠向こうの久山で飯食いに行こうってことになった。
当然そんな時間から犬鳴峠通るとかテンション上がりますよね!
そのノリであの犬鳴ダムの外周を散歩してみようぜってことになり、ダムの横にある喫茶店?(あれ営業してるかは不明)の駐車場に車停めて、おのおのスマホのライト一個づつであの真っ暗な道のりを歩いていったわけさ。
道中で、この犬鳴ダムの底には昔の犬鳴村とその住民が生きたまま水没してるとか、森林側の方に乗り捨てられたワゴン車があってそれに触ると呪われるみたいな、いわゆる犬鳴ダムにまつわる都市伝説みたいな話をしながら盛り上がってたんだよ。
そんでみんなで夢中になって話しながら歩いてると、とうとう喫茶店の反対側にあるダムの記念碑のところまで来てしまってた。
流石に歩き疲れたとか言いながら時間確認したら23時半回ってたから、もう久山行っても開いてる飯屋が無いなって話をしてたところで、緊急事態に気がついた。
俺は福岡に住んでる人間で、地元民ってわけじゃないけど、自宅からだいたい半径8キロくらいのとこに、あの有名な犬鳴峠がある。
今では旧犬鳴トンネルの入口はガッチリ閉鎖されてるからもう入ることも叶わんのやけど、
その代わりトンネル近くにある犬鳴ダムの外周の道路が、つうの心霊スポットになってたりする。
そんで話はここからなんやけど、
その時は知り合いの男2人と女2人、俺を合わせて5人で、犬鳴峠の近くにある脇田温泉に行った訳よ。
そこからなんやかんや2時間くらい風呂を堪能して集合したら22時過ぎになってて、
そこで宛にしてた食堂が、まさかの営業終了時間だったから仕方なく峠向こうの久山で飯食いに行こうってことになった。
当然そんな時間から犬鳴峠通るとかテンション上がりますよね!
そのノリであの犬鳴ダムの外周を散歩してみようぜってことになり、ダムの横にある喫茶店?(あれ営業してるかは不明)の駐車場に車停めて、おのおのスマホのライト一個づつであの真っ暗な道のりを歩いていったわけさ。
道中で、この犬鳴ダムの底には昔の犬鳴村とその住民が生きたまま水没してるとか、森林側の方に乗り捨てられたワゴン車があってそれに触ると呪われるみたいな、いわゆる犬鳴ダムにまつわる都市伝説みたいな話をしながら盛り上がってたんだよ。
そんでみんなで夢中になって話しながら歩いてると、とうとう喫茶店の反対側にあるダムの記念碑のところまで来てしまってた。
流石に歩き疲れたとか言いながら時間確認したら23時半回ってたから、もう久山行っても開いてる飯屋が無いなって話をしてたところで、緊急事態に気がついた。
246: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ d910-dVmu [2404:7a86:2340:3b00:*]) 2026/02/17(火) 00:59:17.93 ID:/E4HV+R40
女子が一人居なくなってる。
俺の記憶では記念碑のところに着いた段階までは一緒にいたと思うんだよな。
その子の連絡先知ってるのは運転手の男一人だけだったから、そいつはひたすらその子に鬼電しつつ、車に乗ってダム外周を探しまわったりもした。
探し初めてから30分経ってないくらいだったと思う。
仕方なく運転手の男が一度しか面識のない、その子の兄のLINEに連絡を入れてみると、予想外な返信が返ってきた。
妹やったら家に居るけど。
するとみんな、はっ?、って反応するよね。
ちなみにその子はK町に住んでる子だから、当然歩いて30分で帰れるような距離でもない。
改めてその子に電話して今まで何処にいたのか聞いたら、ずっと家に居たって答えた。
まあ結局、とりあえず無事ならそれで良かったって話で終わり、
その後、朝から仕事のやつもいたから、とりあえずこのまま車で全員を家まで送ることにした。
最初で俺の自宅に着いた時、俺が自分の荷物を取ろうと3列目のシートを見たら、あれ?、ってなった。
何故なら、居なかったはずのその子の入浴セットが、そこに置いてあったから。
一応言っておくと、この犬鳴ダムに別世界への入口が存在するなんて話、俺は聞いたことが無い。ただしトンネルの方なら話は別らしい。
俺の記憶では記念碑のところに着いた段階までは一緒にいたと思うんだよな。
その子の連絡先知ってるのは運転手の男一人だけだったから、そいつはひたすらその子に鬼電しつつ、車に乗ってダム外周を探しまわったりもした。
探し初めてから30分経ってないくらいだったと思う。
仕方なく運転手の男が一度しか面識のない、その子の兄のLINEに連絡を入れてみると、予想外な返信が返ってきた。
妹やったら家に居るけど。
するとみんな、はっ?、って反応するよね。
ちなみにその子はK町に住んでる子だから、当然歩いて30分で帰れるような距離でもない。
改めてその子に電話して今まで何処にいたのか聞いたら、ずっと家に居たって答えた。
まあ結局、とりあえず無事ならそれで良かったって話で終わり、
その後、朝から仕事のやつもいたから、とりあえずこのまま車で全員を家まで送ることにした。
最初で俺の自宅に着いた時、俺が自分の荷物を取ろうと3列目のシートを見たら、あれ?、ってなった。
何故なら、居なかったはずのその子の入浴セットが、そこに置いてあったから。
一応言っておくと、この犬鳴ダムに別世界への入口が存在するなんて話、俺は聞いたことが無い。ただしトンネルの方なら話は別らしい。
248: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 6bfd-7xNj [2402:6b00:e704:2100:*]) 2026/02/17(火) 16:22:46.73 ID:ZiBJ7NWP0
愛知県の小牧山付近でもよく人が消えるらしい
車ごと行方不明になった人もいるようだよ
車ごと行方不明になった人もいるようだよ
268: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ a16f-7m3c [180.43.60.166]) 2026/02/20(金) 11:54:36.64 ID:Z3EL2sbK0
仕事用と私用でスマホ2台持ちしてるんだけどさ
こないだ私用スマホを充電して仕事用だけをもってコンビニに行ったんだ
10分くらいで戻ったら私用スマホの画面が点いていて
ロック解除失敗の通知が5回分出てた
以前同棲してた彼女かな?なんて思ったりしてる
こないだ私用スマホを充電して仕事用だけをもってコンビニに行ったんだ
10分くらいで戻ったら私用スマホの画面が点いていて
ロック解除失敗の通知が5回分出てた
以前同棲してた彼女かな?なんて思ったりしてる
269: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.2][新芽] (ワッチョイW 135c-qY7I [2001:268:92be:cd6d:*]) 2026/02/20(金) 12:08:22.58 ID:pc7Y4p8C0
>>268
遠隔? こわっ
遠隔? こわっ
270: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][新芽] (ワントンキン MM53-M/Wk [153.248.0.130]) 2026/02/20(金) 12:14:56.45 ID:kuJ78VE/M
>>268
近くにいるじゃん
屋根裏じゃ?
近くにいるじゃん
屋根裏じゃ?
271: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.2][新芽] (ワッチョイ a16f-7m3c [180.43.60.166]) 2026/02/20(金) 12:27:19.51 ID:Z3EL2sbK0
勝手にこういう場所に書くのは良くないと思って伏せたけど
彼女亡くなってるんだ
今回の件が彼女関係ないかもしれないけど
そうなのかな?って思ってる
彼女亡くなってるんだ
今回の件が彼女関係ないかもしれないけど
そうなのかな?って思ってる
278: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:28:14.58 ID:0/s9YCuR0
長文すまん。身バレ嫌だから場所とか時系列ちょいぼかす。
実話っぽいけど、証拠出せとかは勘弁。吐き出したいだけ。
数年前、仕事で山奥の集落に何回か通ってた。
過疎ってて家が点々、夜は街灯ゼロ、電波もギリ。
役場で集落名出した瞬間「あー……」みたいな反応されて、その時点で嫌な予感はした。
で、集落の入口に石が二本立ってて、縄っぽいのが巻いてある。
注連縄っぽいやつ。結界みたいで気味悪い。
車停めて降りたら、いきなり近所の爺に声かけられた。
「名乗るなよ」
最初、意味わからんかった。
俺「え?仕事で来たんですけど」
爺「肩書きもいらん。名前言うな。ここで名乗ると呼ばれる」
爺の目が冗談じゃなくて、笑えないやつだった。
で、爺が俺の足元見て「踏み直してから入れ」って言う。
入口の地面に小石で線が引いてあって、そこ跨ぐ前に靴底こすれって。
俺「汚れ落とすんすか?」
爺「よその土つけたまま入ると混ざる。混ざったら戻れん」
何言ってんだと思いながらも、言われた通り靴底こすって線を跨いだ。
そしたら爺が「よし。これで土はお前のもんだ」って。
この言い方が今でも気持ち悪い。なんだよ土が俺のもんって。
実話っぽいけど、証拠出せとかは勘弁。吐き出したいだけ。
数年前、仕事で山奥の集落に何回か通ってた。
過疎ってて家が点々、夜は街灯ゼロ、電波もギリ。
役場で集落名出した瞬間「あー……」みたいな反応されて、その時点で嫌な予感はした。
で、集落の入口に石が二本立ってて、縄っぽいのが巻いてある。
注連縄っぽいやつ。結界みたいで気味悪い。
車停めて降りたら、いきなり近所の爺に声かけられた。
「名乗るなよ」
最初、意味わからんかった。
俺「え?仕事で来たんですけど」
爺「肩書きもいらん。名前言うな。ここで名乗ると呼ばれる」
爺の目が冗談じゃなくて、笑えないやつだった。
で、爺が俺の足元見て「踏み直してから入れ」って言う。
入口の地面に小石で線が引いてあって、そこ跨ぐ前に靴底こすれって。
俺「汚れ落とすんすか?」
爺「よその土つけたまま入ると混ざる。混ざったら戻れん」
何言ってんだと思いながらも、言われた通り靴底こすって線を跨いだ。
そしたら爺が「よし。これで土はお前のもんだ」って。
この言い方が今でも気持ち悪い。なんだよ土が俺のもんって。
279: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:28:40.38 ID:0/s9YCuR0
集落の人らは基本感じいいんだけど、質問すると空気止まる。
特に昔からの行事とか風習系を聞くと露骨に話逸らされる。
その日の作業終わって帰ろうとしたら「夜道危ないから泊まってけ」って言われた。
断ると妙に微妙な顔されるから、好意として受けるしかなかった。
泊めてもらった家、古いけど手入れしてる。
ただ、壁の一面だけ板が新しい。そこだけ張り替えた感が露骨。
しかも爪で引っ掻いた跡みたいなのが薄く残ってた。
晩飯の時に婆ちゃんが言う。
「夜は戸を開けるな。窓も開けるな。外に出るな」
俺「熊っすか?」
婆「熊は戸を叩かん」
同居の爺がぼそっと「戸を叩くのは熊じゃない」
この時点でだいぶ帰りたかった。
夜、寝る直前に外で鈴が鳴った。
チリンチリンじゃない。不規則にガシャ…チン、チン…みたいな鳴り方。
獣よけの鈴だろうけど、音が近い。家の外壁あたり。
婆ちゃんが火を落として小声で「もう鳴らす日か」って言う。
爺が「口、閉じとけ」って。
俺が「何の日…」って言いかけたら婆ちゃんがシーってして、電気消された。
特に昔からの行事とか風習系を聞くと露骨に話逸らされる。
その日の作業終わって帰ろうとしたら「夜道危ないから泊まってけ」って言われた。
断ると妙に微妙な顔されるから、好意として受けるしかなかった。
泊めてもらった家、古いけど手入れしてる。
ただ、壁の一面だけ板が新しい。そこだけ張り替えた感が露骨。
しかも爪で引っ掻いた跡みたいなのが薄く残ってた。
晩飯の時に婆ちゃんが言う。
「夜は戸を開けるな。窓も開けるな。外に出るな」
俺「熊っすか?」
婆「熊は戸を叩かん」
同居の爺がぼそっと「戸を叩くのは熊じゃない」
この時点でだいぶ帰りたかった。
夜、寝る直前に外で鈴が鳴った。
チリンチリンじゃない。不規則にガシャ…チン、チン…みたいな鳴り方。
獣よけの鈴だろうけど、音が近い。家の外壁あたり。
婆ちゃんが火を落として小声で「もう鳴らす日か」って言う。
爺が「口、閉じとけ」って。
俺が「何の日…」って言いかけたら婆ちゃんがシーってして、電気消された。
280: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:29:22.01 ID:0/s9YCuR0
暗闇で、外を何かが歩く音。
土の上を歩く音じゃない。
濡れた雑巾を引きずるみたいな、ぬるい足音。
ぺた…ぺた…みたいな。
で、玄関の前で止まった。
コン…コン…って、優しいノック。
礼儀正しいノック。強くない。
婆ちゃんが「返事するな」って、爺が「名を呼ばれても返すな」って言う。
名?って思った瞬間、外から声。
「開けて」
女の声。若いってより、懐かしい声。
次の瞬間、俺のフルネームを呼んだ。
俺、ここで名乗ってない。役場でもフルで言ってない。
なのにフルネーム。
背筋が冷えるってより、内臓が落ちる感じした。
婆ちゃんが俺の口を手で押さえてきて、爺が耳元で
「呼ばれても返事するな。返したら借りられる」
婆ちゃんが小声で「口」って言った。
外の声、母ちゃんの声にそっくりだった。
「○○、開けて。寒いよ」
本当に母ちゃんがいるわけないのに、心が揺れる。
声に温度がある。昔の記憶を直接撫でられてるみたいで、反射で開けそうになる。
その時、鈴がまた鳴って、ノックが変わった。
コン…コン…が、カリ…カリ…になった。
爪で引っ掻く音。
木を削る音。
土の上を歩く音じゃない。
濡れた雑巾を引きずるみたいな、ぬるい足音。
ぺた…ぺた…みたいな。
で、玄関の前で止まった。
コン…コン…って、優しいノック。
礼儀正しいノック。強くない。
婆ちゃんが「返事するな」って、爺が「名を呼ばれても返すな」って言う。
名?って思った瞬間、外から声。
「開けて」
女の声。若いってより、懐かしい声。
次の瞬間、俺のフルネームを呼んだ。
俺、ここで名乗ってない。役場でもフルで言ってない。
なのにフルネーム。
背筋が冷えるってより、内臓が落ちる感じした。
婆ちゃんが俺の口を手で押さえてきて、爺が耳元で
「呼ばれても返事するな。返したら借りられる」
婆ちゃんが小声で「口」って言った。
外の声、母ちゃんの声にそっくりだった。
「○○、開けて。寒いよ」
本当に母ちゃんがいるわけないのに、心が揺れる。
声に温度がある。昔の記憶を直接撫でられてるみたいで、反射で開けそうになる。
その時、鈴がまた鳴って、ノックが変わった。
コン…コン…が、カリ…カリ…になった。
爪で引っ掻く音。
木を削る音。
281: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:29:38.37 ID:0/s9YCuR0
爺が俺にだけ聞こえる声で言う。
「明日、開ける日だ。お前が来たから早まった」
俺「何を開ける…」
爺「道」
婆ちゃんが「旧道」って言った。そこだけ妙にハッキリ聞こえた。
その夜、引っ掻く音はずっと続いた。
朝方やっと静かになって、鳥が鳴いた頃に気絶みたいに寝た。
朝、玄関の前の土が荒れてた。
足跡がある。人の足跡じゃない。
裸足っぽい跡が何重にもついてて、指の数が多い気がする。
数えようとしたら婆ちゃんが「見るな」ってホウキで一気に消した。
その後、集会所みたいなとこに連れて行かれた。
若い男も女も集まってるけど、全員口数少ない。
長老っぽい婆さんがいて、地面に塩撒いて丸を作った。
その丸の中に縄を置かされたんだけど、その縄が湿ってて重い。
赤黒い染みもある。
長老が「口を閉じろ」って言うと、全員一斉に口を噤む。
俺も真似した。喋ったらダメって空気がヤバい。
「明日、開ける日だ。お前が来たから早まった」
俺「何を開ける…」
爺「道」
婆ちゃんが「旧道」って言った。そこだけ妙にハッキリ聞こえた。
その夜、引っ掻く音はずっと続いた。
朝方やっと静かになって、鳥が鳴いた頃に気絶みたいに寝た。
朝、玄関の前の土が荒れてた。
足跡がある。人の足跡じゃない。
裸足っぽい跡が何重にもついてて、指の数が多い気がする。
数えようとしたら婆ちゃんが「見るな」ってホウキで一気に消した。
その後、集会所みたいなとこに連れて行かれた。
若い男も女も集まってるけど、全員口数少ない。
長老っぽい婆さんがいて、地面に塩撒いて丸を作った。
その丸の中に縄を置かされたんだけど、その縄が湿ってて重い。
赤黒い染みもある。
長老が「口を閉じろ」って言うと、全員一斉に口を噤む。
俺も真似した。喋ったらダメって空気がヤバい。
282: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:30:03.38 ID:0/s9YCuR0
で、長老が草むらの根元に手突っ込んで何かを引っ張った。
ずるっ
草が割れて、そこに道が出た。
マジで道。
昨日まで草があった場所に、土の道が一本。
一直線で、奥が見えない。
空気が変わった。
湿った土の匂いが一気に濃くなる。土っていうか、濡れた布団みたいな匂い。
道の奥から足音。ぺた…ぺた…。
誰も見ない。俺も見れない。見たら終わるって本能で分かった。
足音が止まった。目の前で止まった。
いる。そこに“何か”がいる。
なのに誰も顔を上げない。
長老が小さく言った。
「今年は誰が閉める」
沈黙。
誰も動かない。そりゃそうだろ。
閉めるって何だよ。
ずるっ
草が割れて、そこに道が出た。
マジで道。
昨日まで草があった場所に、土の道が一本。
一直線で、奥が見えない。
空気が変わった。
湿った土の匂いが一気に濃くなる。土っていうか、濡れた布団みたいな匂い。
道の奥から足音。ぺた…ぺた…。
誰も見ない。俺も見れない。見たら終わるって本能で分かった。
足音が止まった。目の前で止まった。
いる。そこに“何か”がいる。
なのに誰も顔を上げない。
長老が小さく言った。
「今年は誰が閉める」
沈黙。
誰も動かない。そりゃそうだろ。
閉めるって何だよ。
283: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:30:26.32 ID:0/s9YCuR0
長老が俺を見る。
「外の者。借りた口があるな」
その瞬間、周りの若い男が俺の肩掴んだ。
支えるみたいな掴み方。でも逃げ道はない。
泊めてくれた爺が俺に小声で言った。
「悪い。決まりだ。開けた年は外の者が要る」
俺(口パク)「なんで俺」
爺「来た時点で境を跨いだ」
目の前の“何か”が、ゆっくり頭を傾けた気配がした。
そして俺の名前をまた呼んだ。今度は耳元。
母ちゃんの声で「こっちおいで」って。
俺、泣きそうになって顔上げそうになった。
婆ちゃんが背中叩いて「見るな!」って叩かれて、変な感覚が解けた。
夢から覚めるみたいに。
長老が俺に縄の端を握らせた。
道の入口を横切る形で縄を回して、左右の石柱に結べって。
手が震えて結べない。
長老「結びは適当でいい。締めだけは間違えるな」
「外の者。借りた口があるな」
その瞬間、周りの若い男が俺の肩掴んだ。
支えるみたいな掴み方。でも逃げ道はない。
泊めてくれた爺が俺に小声で言った。
「悪い。決まりだ。開けた年は外の者が要る」
俺(口パク)「なんで俺」
爺「来た時点で境を跨いだ」
目の前の“何か”が、ゆっくり頭を傾けた気配がした。
そして俺の名前をまた呼んだ。今度は耳元。
母ちゃんの声で「こっちおいで」って。
俺、泣きそうになって顔上げそうになった。
婆ちゃんが背中叩いて「見るな!」って叩かれて、変な感覚が解けた。
夢から覚めるみたいに。
長老が俺に縄の端を握らせた。
道の入口を横切る形で縄を回して、左右の石柱に結べって。
手が震えて結べない。
長老「結びは適当でいい。締めだけは間違えるな」
284: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:31:01.27 ID:0/s9YCuR0
俺が縄回してると、縄が動いた。
ゆっくり、でも確実に道の奥へ引かれる。
俺の体ごと引っ張られて、足が道に乗った。
足裏の感触が最悪だった。
土じゃない。ぬるい肉踏んだみたいに、ぐにゃって沈む。
沈むってより、絡め取られる。足が食われる感じ。
声出そうとしても口が開かない。喉だけ鳴る。
後ろの若い男らが俺を掴んで必死に引くけど、それでも縄の力が強い。
道の奥から声。
「いい子だね」
「こっち」
「寒い」
「開けて」
全部、母ちゃんの声のまま。
長老が叫んだ。
「締めろ!!」
俺、反射で縄を締めた。結び目をギュッて。
その瞬間、道の奥から悲鳴が出た。
女の悲鳴じゃない。獣みたいな、潰れた喉の悲鳴。
足元の“肉みたいな土”が、びくって縮んだ。
俺は尻餅ついて後ろに倒れて、引きずられて道から外された。
ゆっくり、でも確実に道の奥へ引かれる。
俺の体ごと引っ張られて、足が道に乗った。
足裏の感触が最悪だった。
土じゃない。ぬるい肉踏んだみたいに、ぐにゃって沈む。
沈むってより、絡め取られる。足が食われる感じ。
声出そうとしても口が開かない。喉だけ鳴る。
後ろの若い男らが俺を掴んで必死に引くけど、それでも縄の力が強い。
道の奥から声。
「いい子だね」
「こっち」
「寒い」
「開けて」
全部、母ちゃんの声のまま。
長老が叫んだ。
「締めろ!!」
俺、反射で縄を締めた。結び目をギュッて。
その瞬間、道の奥から悲鳴が出た。
女の悲鳴じゃない。獣みたいな、潰れた喉の悲鳴。
足元の“肉みたいな土”が、びくって縮んだ。
俺は尻餅ついて後ろに倒れて、引きずられて道から外された。
285: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:31:23.40 ID:0/s9YCuR0
そしたら村の人ら、作業が早い。
板を持って走ってきて、道の入口に打ち付けて、土被せて、草戻して、最後に鈴を結ぶ。
慣れすぎ。手際良すぎ。
鈴が不規則に鳴った。
まるで中で何かが暴れてるみたいにガシャガシャ。
でも数分でスッと静かになった。
道は消えた。
最初から無かったみたいに。
その日、帰りたかったけど止められた。
「今日は無理。境が開いてる。夜を越せ」って。
従うしかなかった。
夜、また鈴が鳴った。
今度は玄関じゃない。
家の中、あの新しい壁の方から鳴る。すぐそこ。
チン…チン…って、近い。
俺は布団に潜って絶対壁を見ないようにした。
なのに壁の向こうから声がする。
「返して」
「口、返して」
俺の口の中が急に生ぬるくなった。
舌の上にざらっとした感触。砂かと思ったら土。
噛むとジャリって歯に当たる。
吐き出そうとしても吐けない。
口が開かない。本当に開かない。
板を持って走ってきて、道の入口に打ち付けて、土被せて、草戻して、最後に鈴を結ぶ。
慣れすぎ。手際良すぎ。
鈴が不規則に鳴った。
まるで中で何かが暴れてるみたいにガシャガシャ。
でも数分でスッと静かになった。
道は消えた。
最初から無かったみたいに。
その日、帰りたかったけど止められた。
「今日は無理。境が開いてる。夜を越せ」って。
従うしかなかった。
夜、また鈴が鳴った。
今度は玄関じゃない。
家の中、あの新しい壁の方から鳴る。すぐそこ。
チン…チン…って、近い。
俺は布団に潜って絶対壁を見ないようにした。
なのに壁の向こうから声がする。
「返して」
「口、返して」
俺の口の中が急に生ぬるくなった。
舌の上にざらっとした感触。砂かと思ったら土。
噛むとジャリって歯に当たる。
吐き出そうとしても吐けない。
口が開かない。本当に開かない。
286: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:32:01.43 ID:0/s9YCuR0
朝、爺が俺を起こして
「靴底こすれ。振り返るな。ここで礼も言うな」
って言った。
俺は言われるまま入口の石の上で靴底こすって、線を跨いで出た。
マジで振り返らなかった。怖くて。
山道下って電波戻った瞬間、スマホ鳴った。
母ちゃんから着信。
普通の声で「大丈夫?連絡ないから心配してた」
そこでやっと泣きそうになった。普通の世界に戻ったって。
……で、終わりならよかった。
半年くらい経った冬の終わり。
家で風呂掃除してたら、排水口のゴミ取った指に細い縄の繊維みたいなのが絡んだ。
糸くず?と思って嗅いだら、あの匂い。
濡れた布団みたいな土の匂い。
その瞬間、玄関で鈴が鳴った。
チン…チン…って不規則に。
俺の家、鈴なんか付けてない。
玄関行ったら、ドアノブに小さい鈴が結び付けられてた。
編み方が、あの村の鈴と同じ。
外から声。
「開けて」
母ちゃんの声。
ありえない。
母ちゃんは実家。鍵も俺しか持ってない。
なのに声がする
「靴底こすれ。振り返るな。ここで礼も言うな」
って言った。
俺は言われるまま入口の石の上で靴底こすって、線を跨いで出た。
マジで振り返らなかった。怖くて。
山道下って電波戻った瞬間、スマホ鳴った。
母ちゃんから着信。
普通の声で「大丈夫?連絡ないから心配してた」
そこでやっと泣きそうになった。普通の世界に戻ったって。
……で、終わりならよかった。
半年くらい経った冬の終わり。
家で風呂掃除してたら、排水口のゴミ取った指に細い縄の繊維みたいなのが絡んだ。
糸くず?と思って嗅いだら、あの匂い。
濡れた布団みたいな土の匂い。
その瞬間、玄関で鈴が鳴った。
チン…チン…って不規則に。
俺の家、鈴なんか付けてない。
玄関行ったら、ドアノブに小さい鈴が結び付けられてた。
編み方が、あの村の鈴と同じ。
外から声。
「開けて」
母ちゃんの声。
ありえない。
母ちゃんは実家。鍵も俺しか持ってない。
なのに声がする
287: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.4][芽] (ワッチョイW 41b8-Pu4T [126.2.245.50]) 2026/02/21(土) 13:32:33.84 ID:0/s9YCuR0
「寒いよ」
「土が乾いちゃう」
声がどんどん近くなる。
ドア越しじゃない。部屋の中で囁かれてるみたいに。
ドアの向こうで、カリ…カリ…って音。
爪で引っ掻く音。木を削る音。
この時、やっと分かった。
母ちゃんの声“みたい”なんじゃない。
俺の中にある母ちゃんの声を使って喋ってる。
だから温度がある。だから逆らえなくなる。
鈴は外して捨てた。
翌日、またドアノブに付いてた。
誰にも言えない。
言ったら「借りた口」になる気がして。
最後に一個だけ。
あの村の入口で爺に言われた言葉、今なら意味が分かる。
「これで土はお前のもんだ」
違う。
俺が土を持ったんじゃない。
土が俺を持った。
今もたまに、枕の下とか靴箱の隅に湿った土が出る。
掃除しても出る。
で、鈴が鳴ると、たまに聞こえるんだわ。
「今年も開くよ」
「閉めてね」
「土が乾いちゃう」
声がどんどん近くなる。
ドア越しじゃない。部屋の中で囁かれてるみたいに。
ドアの向こうで、カリ…カリ…って音。
爪で引っ掻く音。木を削る音。
この時、やっと分かった。
母ちゃんの声“みたい”なんじゃない。
俺の中にある母ちゃんの声を使って喋ってる。
だから温度がある。だから逆らえなくなる。
鈴は外して捨てた。
翌日、またドアノブに付いてた。
誰にも言えない。
言ったら「借りた口」になる気がして。
最後に一個だけ。
あの村の入口で爺に言われた言葉、今なら意味が分かる。
「これで土はお前のもんだ」
違う。
俺が土を持ったんじゃない。
土が俺を持った。
今もたまに、枕の下とか靴箱の隅に湿った土が出る。
掃除しても出る。
で、鈴が鳴ると、たまに聞こえるんだわ。
「今年も開くよ」
「閉めてね」
293: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:58:01.81 ID:8Q1pe3qz0
1
長文すまん。怖いってより不思議寄り。
オチは弱いかも。あと身バレ防止で場所と時期はぼかす。
数年前、夜勤明けで車走らせてた。田舎の海寄りとだけ。
朝方っていうか、空がうっすら明るくなる手前。星がまだ見える時間。
眠いけど、夜勤明けの変なテンションで音楽もつけずに運転してた。
道はほぼ直線で、左右は畑と空き地、たまに倉庫。
遠くに低い山。街灯がポツポツあるだけ。
対向車も後続もいない。
で、前方の空に「星」が一個だけやたら明るいのが見えた。
最初は金星とかそういうやつだと思った。
でも変なんだわ。妙に低い。しかも道路の延長線上に居座ってる感じ。
しばらく走っても位置が変わらない。
星なら車が動けば角度変わるけど、あれは変わらん。
距離感がずっと同じ。
「いやいや、気のせい」って思って見ないようにしたんだけど
次の瞬間、その光が “スッ” って横に滑った。
空の中で、点が移動する。しかも速い。
飛行機みたいにゆっくりじゃない。レーザーポインターみたいな動き。
ここで眠気が一気に抜けた。
長文すまん。怖いってより不思議寄り。
オチは弱いかも。あと身バレ防止で場所と時期はぼかす。
数年前、夜勤明けで車走らせてた。田舎の海寄りとだけ。
朝方っていうか、空がうっすら明るくなる手前。星がまだ見える時間。
眠いけど、夜勤明けの変なテンションで音楽もつけずに運転してた。
道はほぼ直線で、左右は畑と空き地、たまに倉庫。
遠くに低い山。街灯がポツポツあるだけ。
対向車も後続もいない。
で、前方の空に「星」が一個だけやたら明るいのが見えた。
最初は金星とかそういうやつだと思った。
でも変なんだわ。妙に低い。しかも道路の延長線上に居座ってる感じ。
しばらく走っても位置が変わらない。
星なら車が動けば角度変わるけど、あれは変わらん。
距離感がずっと同じ。
「いやいや、気のせい」って思って見ないようにしたんだけど
次の瞬間、その光が “スッ” って横に滑った。
空の中で、点が移動する。しかも速い。
飛行機みたいにゆっくりじゃない。レーザーポインターみたいな動き。
ここで眠気が一気に抜けた。
294: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:58:09.80 ID:8Q1pe3qz0
2
俺、路肩に停めてハザードつけた。
空き地の横。周りに人家なし。
スマホ出して撮ろうとした。なのに不思議と画面だと暗くて写らん。
目でははっきり見えるのに、スマホ越しだと「暗い空」しか映らない。
で、その光がだんだん近づいてくる。
近づくっていうか、光の粒が大きくなる。
星が大きくなる感じじゃなく、手前に出てくる感じ。
空の低いところ、畑の向こう、送電線より下まで降りてきて
そこで止まった。
その瞬間、光が “点” じゃなくなった。
丸いとか三角とかじゃない。輪郭がぼんやりしてて、でも明らかに「物体」。
サイズ感がバグる。例えるなら、でかい軽トラが宙に浮いてるくらい。
高度はたぶん電柱の頭よりちょい上。音がない。風もない。
なのに空気だけ重くなる。耳が詰まる感じ。
それで思った。飛行機でもドローンでもない。
まず音がゼロ。次にライトが“照らしてない”。
普通ライトって地面照らすじゃん。あれ、光ってるのに周りを照らさない。
光が「そこに浮いてるだけ」。見せるための光みたいな。
怖いけど、妙に「見ちゃいけない」感はなかった。
むしろ“見ていいよ”って感じだった。呼ばれてるみたいに。
次、もっと変。
俺、路肩に停めてハザードつけた。
空き地の横。周りに人家なし。
スマホ出して撮ろうとした。なのに不思議と画面だと暗くて写らん。
目でははっきり見えるのに、スマホ越しだと「暗い空」しか映らない。
で、その光がだんだん近づいてくる。
近づくっていうか、光の粒が大きくなる。
星が大きくなる感じじゃなく、手前に出てくる感じ。
空の低いところ、畑の向こう、送電線より下まで降りてきて
そこで止まった。
その瞬間、光が “点” じゃなくなった。
丸いとか三角とかじゃない。輪郭がぼんやりしてて、でも明らかに「物体」。
サイズ感がバグる。例えるなら、でかい軽トラが宙に浮いてるくらい。
高度はたぶん電柱の頭よりちょい上。音がない。風もない。
なのに空気だけ重くなる。耳が詰まる感じ。
それで思った。飛行機でもドローンでもない。
まず音がゼロ。次にライトが“照らしてない”。
普通ライトって地面照らすじゃん。あれ、光ってるのに周りを照らさない。
光が「そこに浮いてるだけ」。見せるための光みたいな。
怖いけど、妙に「見ちゃいけない」感はなかった。
むしろ“見ていいよ”って感じだった。呼ばれてるみたいに。
次、もっと変。
295: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:58:16.07 ID:8Q1pe3qz0
3
その物体の下あたり、空き地と畑の境目のとこが、急に白っぽくなった。
霧みたいな、薄い膜みたいな。
そこが縦に割れて、すーっと「通路」みたいなのができた。
映画みたいにビームがドーン!じゃない。
静かに、布が裂けるみたいに、縦の“隙間”ができる。
で、その隙間の奥が黒い。夜の黒じゃなく、空洞の黒。
俺、完全に固まった。
でも体が勝手に車から降りた。降りたくて降りたんじゃなくて、降りちゃった。
いや、今思うと「降りた」ってより「降ろされた」感じ。
ドア開けた記憶が薄い。
寒くないのに、皮膚が鳥肌になる。耳鳴りがする。
視界の端が少し暗くなる。目がピント合わない。
それなのに真ん中だけ鮮明。
で、その隙間から “出てきた”。
人の形っぽいけど、人じゃないって一瞬で分かるやつ。
まず背が低い。俺の胸くらい。140cm前後?
でも子供っぽくない。バランスが大人。
頭が大きいんじゃなくて、顔の上半分が広い。額が高い。
肌の色は灰色ってよく言うけど、あれは灰色じゃない。
薄いベージュに、湿った粘土を混ぜたみたいな色。血色が無い。
ツルツルじゃなくて、細かい凹凸がある。ゴムじゃない。皮膚っぽい。
その物体の下あたり、空き地と畑の境目のとこが、急に白っぽくなった。
霧みたいな、薄い膜みたいな。
そこが縦に割れて、すーっと「通路」みたいなのができた。
映画みたいにビームがドーン!じゃない。
静かに、布が裂けるみたいに、縦の“隙間”ができる。
で、その隙間の奥が黒い。夜の黒じゃなく、空洞の黒。
俺、完全に固まった。
でも体が勝手に車から降りた。降りたくて降りたんじゃなくて、降りちゃった。
いや、今思うと「降りた」ってより「降ろされた」感じ。
ドア開けた記憶が薄い。
寒くないのに、皮膚が鳥肌になる。耳鳴りがする。
視界の端が少し暗くなる。目がピント合わない。
それなのに真ん中だけ鮮明。
で、その隙間から “出てきた”。
人の形っぽいけど、人じゃないって一瞬で分かるやつ。
まず背が低い。俺の胸くらい。140cm前後?
でも子供っぽくない。バランスが大人。
頭が大きいんじゃなくて、顔の上半分が広い。額が高い。
肌の色は灰色ってよく言うけど、あれは灰色じゃない。
薄いベージュに、湿った粘土を混ぜたみたいな色。血色が無い。
ツルツルじゃなくて、細かい凹凸がある。ゴムじゃない。皮膚っぽい。
296: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:58:21.72 ID:8Q1pe3qz0
4
目が一番変だった。
でかいとか黒いとかありがちな表現あるけど、俺が見たのは
黒一色じゃなくて、黒の中に薄い膜が何層も重なってる感じ。
カメラのレンズの中身みたいに、光を反射してないのに“深い”。
しかも瞬きがない。乾かないのか?って思った。
鼻はある。穴が二つじゃなくて、縦の細いスリットが二本。
口は線みたいに薄い。でも閉じてない。ほんの少し開いてる。
歯は見えない。息も白くならない。
服…っていうか、何か着てる。
ピチピチのスーツじゃなくて、薄い膜みたいなのが体に沿ってる。
継ぎ目が見えない。チャックも縫い目もない。
色は暗いグレーだけど、金属みたいに光る瞬間がある。
濡れた石みたいな質感。
そいつが俺を見た瞬間、声は聞こえないのに
頭の中に「言葉」じゃないものが入ってきた。
会話じゃない。
意味だけがドンって入る。
・動くな
・怖がるな
・短い
こんな感じの“要点”だけ。
目が一番変だった。
でかいとか黒いとかありがちな表現あるけど、俺が見たのは
黒一色じゃなくて、黒の中に薄い膜が何層も重なってる感じ。
カメラのレンズの中身みたいに、光を反射してないのに“深い”。
しかも瞬きがない。乾かないのか?って思った。
鼻はある。穴が二つじゃなくて、縦の細いスリットが二本。
口は線みたいに薄い。でも閉じてない。ほんの少し開いてる。
歯は見えない。息も白くならない。
服…っていうか、何か着てる。
ピチピチのスーツじゃなくて、薄い膜みたいなのが体に沿ってる。
継ぎ目が見えない。チャックも縫い目もない。
色は暗いグレーだけど、金属みたいに光る瞬間がある。
濡れた石みたいな質感。
そいつが俺を見た瞬間、声は聞こえないのに
頭の中に「言葉」じゃないものが入ってきた。
会話じゃない。
意味だけがドンって入る。
・動くな
・怖がるな
・短い
こんな感じの“要点”だけ。
297: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:59:14.44 ID:8Q1pe3qz0
5
俺、口を開いたつもりなのに声が出なかった。
そしたらそいつ、首を傾けるんじゃなくて
“顔の角度”だけが変わった。頭ごと動かした感じがないのに、視線がズレる。
人間の関節の動きじゃない。
次に、そいつの後ろからもう一体出てきた。
こっちは少し背が高い。150cmくらい。
違いは、首元にリングみたいなものが浮いてる。
ネックレスじゃない。輪っかが首から数センチ浮いてる。
白っぽい金属。回ってないのに、角度が変わって見える。
で、その輪っかの内側が薄く光って、俺の胸あたりに向いた。
照らされてる感じじゃない。
胸の奥が “見られてる” 感覚。
心臓の鼓動を、他人に指で触られてるみたいな気持ち悪さ。
そしたらまた頭の中に入ってきた。
・問題ない
・身体は問題ない
・記憶は残る
・でも正確ではない
この時点で、俺は「夢じゃない」って確信した。
夢ならもっと雑。もっとストーリーになる。
あれ、異常にリアルで、無駄がなかった。
俺、口を開いたつもりなのに声が出なかった。
そしたらそいつ、首を傾けるんじゃなくて
“顔の角度”だけが変わった。頭ごと動かした感じがないのに、視線がズレる。
人間の関節の動きじゃない。
次に、そいつの後ろからもう一体出てきた。
こっちは少し背が高い。150cmくらい。
違いは、首元にリングみたいなものが浮いてる。
ネックレスじゃない。輪っかが首から数センチ浮いてる。
白っぽい金属。回ってないのに、角度が変わって見える。
で、その輪っかの内側が薄く光って、俺の胸あたりに向いた。
照らされてる感じじゃない。
胸の奥が “見られてる” 感覚。
心臓の鼓動を、他人に指で触られてるみたいな気持ち悪さ。
そしたらまた頭の中に入ってきた。
・問題ない
・身体は問題ない
・記憶は残る
・でも正確ではない
この時点で、俺は「夢じゃない」って確信した。
夢ならもっと雑。もっとストーリーになる。
あれ、異常にリアルで、無駄がなかった。
298: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:59:29.51 ID:8Q1pe3qz0
6
で、三体目が出てきた。
こいつだけ違った。
人間の背丈に近い。160~170くらい。
でも“人間っぽい”だけで、人間じゃない。
体が細い。肩幅がない。腕が長い。
顔は見えない。フードみたいな影で隠れてる。
ただ、目の位置だけが分かる。そこが暗い。
そいつが俺の右手を見た。
正確には、俺の手首。
手首の内側を見た瞬間、頭の中にまた入る。
・ここ
・ここを覚える
意味わからんのに、勝手に理解した気がする。
「印」みたいなものの場所を覚えろって。
次の瞬間、俺の手首の内側が、ピリって熱くなった。
注射の痛みじゃない。静電気みたいな痛み。
でも皮膚の表面じゃなくて、皮膚の下が熱い。
見ると、赤くもなってない。傷もない。
なのに熱い。
そこでブツって音がした。
実際の音じゃない。耳の奥で線が切れる感じ。
一気に周りの音が戻った。虫の声が聞こえた。
風の音がした。
気づいたら、俺は車の中に座ってた。
ハザードつけっぱ。エンジン切ってたのにキーがONになってる。
時間見たら、停めた時から20分くらい飛んでた。
で、三体目が出てきた。
こいつだけ違った。
人間の背丈に近い。160~170くらい。
でも“人間っぽい”だけで、人間じゃない。
体が細い。肩幅がない。腕が長い。
顔は見えない。フードみたいな影で隠れてる。
ただ、目の位置だけが分かる。そこが暗い。
そいつが俺の右手を見た。
正確には、俺の手首。
手首の内側を見た瞬間、頭の中にまた入る。
・ここ
・ここを覚える
意味わからんのに、勝手に理解した気がする。
「印」みたいなものの場所を覚えろって。
次の瞬間、俺の手首の内側が、ピリって熱くなった。
注射の痛みじゃない。静電気みたいな痛み。
でも皮膚の表面じゃなくて、皮膚の下が熱い。
見ると、赤くもなってない。傷もない。
なのに熱い。
そこでブツって音がした。
実際の音じゃない。耳の奥で線が切れる感じ。
一気に周りの音が戻った。虫の声が聞こえた。
風の音がした。
気づいたら、俺は車の中に座ってた。
ハザードつけっぱ。エンジン切ってたのにキーがONになってる。
時間見たら、停めた時から20分くらい飛んでた。
299: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:59:43.94 ID:8Q1pe3qz0
7
外を見ると、空は普通。
さっきの光はない。隙間もない。
畑も空き地もいつも通り。
でも手首の内側、まだ熱い。
触ると、ほんの少しだけ、皮膚がザラってしてる。
目で見ても分からないレベルのザラつき。
そのザラつき、数日残った。
で、ここからが地味に一番嫌。
その日から、たまに“音がしない時間”が来る。
イヤホン外したみたいに、急に周りの環境音がスッと消える瞬間がある。
1~2秒。短い。怖いっていうより気持ち悪い。
その瞬間だけ、空気が重い。耳が詰まる。
で、戻る。
それともう一つ。
夜に目が覚めた時、たまに天井の角が「黒く見える」。
影じゃない。穴みたいな黒。
目こすっても残る。でも電気つけると普通。
目の疲れだと思ってたけど、あの黒、空き地で見た“隙間の黒”と同じ質だった。
誰かに話したら、絶対笑われるから言ってない。
夢だって言い聞かせようとしたけど、手首のザラつきだけは説明つかん。
あと、あの二体目が言ってきたやつ。
外を見ると、空は普通。
さっきの光はない。隙間もない。
畑も空き地もいつも通り。
でも手首の内側、まだ熱い。
触ると、ほんの少しだけ、皮膚がザラってしてる。
目で見ても分からないレベルのザラつき。
そのザラつき、数日残った。
で、ここからが地味に一番嫌。
その日から、たまに“音がしない時間”が来る。
イヤホン外したみたいに、急に周りの環境音がスッと消える瞬間がある。
1~2秒。短い。怖いっていうより気持ち悪い。
その瞬間だけ、空気が重い。耳が詰まる。
で、戻る。
それともう一つ。
夜に目が覚めた時、たまに天井の角が「黒く見える」。
影じゃない。穴みたいな黒。
目こすっても残る。でも電気つけると普通。
目の疲れだと思ってたけど、あの黒、空き地で見た“隙間の黒”と同じ質だった。
誰かに話したら、絶対笑われるから言ってない。
夢だって言い聞かせようとしたけど、手首のザラつきだけは説明つかん。
あと、あの二体目が言ってきたやつ。
300: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.6] (ワッチョイW 43b8-xo+K [126.2.245.50]) 2026/02/22(日) 11:59:48.49 ID:8Q1pe3qz0
8
「記憶は残る。でも正確ではない」
これ、今も地味に刺さってる。
俺が書いてるこの話自体、どこか抜けてたり改変されてる可能性がある。
でも、確実に言えるのは一個だけ。
あれは、こっちを脅かしに来た感じじゃなかった。
観察っていうより、確認。
機械が点検するみたいな感じ。
…で、最後。
手首の内側、今もたまにピリって熱くなる時がある。
スマホの通知でもないし、静電気でもない。
季節も関係ない。
その瞬間だけ、頭の中に一個だけ浮かぶ。
「短い」
何が短いのかは知らん。
ただ、あいつらが最初に入れてきたやつと同じ感覚で、浮かぶ。
以上。オチはない。すまん。
「記憶は残る。でも正確ではない」
これ、今も地味に刺さってる。
俺が書いてるこの話自体、どこか抜けてたり改変されてる可能性がある。
でも、確実に言えるのは一個だけ。
あれは、こっちを脅かしに来た感じじゃなかった。
観察っていうより、確認。
機械が点検するみたいな感じ。
…で、最後。
手首の内側、今もたまにピリって熱くなる時がある。
スマホの通知でもないし、静電気でもない。
季節も関係ない。
その瞬間だけ、頭の中に一個だけ浮かぶ。
「短い」
何が短いのかは知らん。
ただ、あいつらが最初に入れてきたやつと同じ感覚で、浮かぶ。
以上。オチはない。すまん。
304: 本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイW 6f17-Wq3+ [2409:252:33c0:1400:*]) 2026/02/22(日) 18:55:23.01 ID:x+iAAYX20
>>300
怖いというより面白かった
怖いというより面白かった
引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?385















